高森町特集
[熊本県]
根子岳のふもとに広がるのどかな町、阿蘇「高森町」
阿蘇の雄大な景観を作り上げているのは、世界最大級のカルデラである外輪山と、山々が寄り添ったシルエットが美しい阿蘇五岳。その阿蘇五岳と外輪山の南側の間にある高森町は、南阿蘇の中でも特に奥座敷といわれる、静かで自然の安らぎあふれるところです。
町のシンボルは阿蘇五岳のひとつ、ぎざぎざ頭の根子岳で、標高1,408メートル、尾根は鋸の刃のように東西に重なり、中央には巨大な天狗岩がそびえます。その神秘的な姿を見ると、肥後の猫が7歳になるとここに修業にくるという伝説があるのもうなずけます。
高森町のいいトコ!!
高森町で憩い・楽しむ
根子岳
ギザギザの頂が猫みたい!高森町のシンボル
頂の形が猫に似ていることからその名が付いた阿蘇五岳の一つ『根子岳』は、高森町のシンボル。威風堂々とした佇まいで、町を見守っているかのよう。麓は緩やかになっています。険しい岩場が続く頂上付近は上級の登山家にも好まれています。
菅山の棚田
カメラ女子・男子に人気、三日月型の棚田
高森町南東部、菅山地区にある棚田は、急な斜面を利用した、独特の三日月型が特徴。地元農家の努力により今も現役の水田として活躍。その芸術的な風景に、田植え後の初夏から稲穂が実る秋にかけ、多くのカメラ愛好家が集います。
ウォーターパール
公開されている高森湧水トンネルを一番奥まで行くと、特殊ストロボを利用した湧水のアトラクションがご覧になれます。上から下へ流れ落ちる一筋の流水が、ある瞬間光のマジックで球体となり、時には止まったり、時には逆流したりします。水がまるで輝く真珠のように見える摩訶不思議な水と光のイリュージョンが楽しめます。
所在地 | 高森町高森1034-2 |
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高森町の名所・文化
草部吉見神社
全国でもレア!“日本三大下り宮”
高森町に伝わる神話の象徴
県内唯一、“日本三大下り宮”に数えられる『草部吉見神社』。鳥居をくぐった後、階段を下ると本殿に辿り着きます。町に残る神話と結びついた由緒正しき神社です。伝説の残る池や巨大な杉も必見。
所在地 | 高森町草部2175 |
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上色見熊野座神社
神秘的な参道の先にある合格・必勝の神様
伊邪那岐命、伊邪那美命、石君大将軍を祀る神社。鳥居から境内まで100基近くの灯籠が並び、神秘的な雰囲気が漂います。境内後方にあるぽっかりと穴が開いた穿戸岩は、触れば合格や必勝にご利益があるとか。
所在地 | 高森町上色見2619 |
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角宮(津の宮)
ご利益絶大と評判のパワースポット
別所池から下流の広大な耕作地域を潤す水源として水神様が祀られています。また、健磐龍命の家来だった鬼八法師が落とした角が祀られているとも言われています。
鬼の角が落ちたことから、どんなに激しい夫婦喧嘩でもたちまち収まり(角がひっこむ)、また境内の中にある円形の池の中央にある石に水をかければ、争いの原因をきれいに水に流すとも言われ、夫婦円満や家内安全のご利益は絶大だと評判のパワースポットです。
所在地 | 高森町高森646 |
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高森町の特産・名物
高森田楽
250年前から続く伝統料理 囲炉裏を囲む楽しみ
古くから高森に伝わる郷土料理。里芋の一種・ツルノコ芋やヤマメ、こんにゃく、豆腐、サワガニなど、さまざまな食材を囲炉裏で焼いて、味噌や柚子胡椒などといただきます。焦らずのんびり、焼けるのを待つ時間も楽しみの一つです。
あか牛丼
ごはんとベストマッチ!肉汁たっぷり 阿蘇のあか牛
余分な脂分が少なく、美しい赤身にうま味がぎっしり詰まった阿蘇のあか牛。ほんのりレアか、香ばしいミディアムか、各店で個性はあれど、肉汁がしみ込んだご飯と食べれば、次の一口が止まりません。
地鶏炭火焼
噛むごとに味わいが増す 炭火でふっくらジューシー
大自然の中で育った阿蘇の地鶏をいただくなら炭火焼が◎。網の上で地鶏を焼けば、余分な脂が落ちてふっくらジューシー。程よく炭が香って噛むごとにじんわりと味わいが増します。