和水町特集
[熊本県]
和水町は、熊本県北西部、福岡県との県境に位置し、南北約19キロ、東西約9キロ、面積は約98平方キロメートルとなります。
和水町は、九州の中心部に位置し、九州縦貫自動車道菊水インターチェンジを有し、福岡都市圏まで60分という交通の便に恵まれ、周辺には中小都市が存在し、都市へのアクセス条件のよい地域です。また、菊池川と緑の山々などの豊かな自然と江田船山古墳、田中城跡や豊前街道を代表とする数多くの歴史的資源に恵まれています。
更に産業面では、米をはじめ、野菜や果実等の農畜産物の生産が盛んであり、また電器、精密機械などの企業を誘致して、農工併進による発展を遂げてきました。
和水町のいいトコ!!
和水町で憩い・楽しむ
三加和温泉
三加和温泉は、源泉かけ流しの天然温泉です。美肌の湯と呼ばれる所以はそのpH値(ペーハー)にあります。10以上といわれるお湯はとろとろとした肌触り。「スーパークレンジング温泉」とも言われています。不要な角質や汚れを取り除き、あなたのお肌をつるつるすべすべに導くことでしょう。
和水町古墳祭
8月第1土・日曜日(予定)
熊本夏の三大火祭りのひとつ。昭和40年に江田船山古墳出土品が国宝に指定されたのをきっかけに昭和46年から始まりました。火巫女を中心に古代人に扮した約700人が練り歩く松明行列や古墳踊り、奉納の舞、浦安の舞、花火大会などが盛大に繰り広げられます。
山太郎祭
11月第3日曜日(予定)
阿蘇の外輪山から流れる一級河川の菊池川の恵みによって育まれた和水町の豊かな食や農作物などをこの祭りで楽しんでいただきます。その恵みのひとつ、山太郎ガネ(モクズガニ)を使ったガネ飯やガネ汁などの食事の販売をはじめ、農作物のせり売りなどが行われます。
戦国肥後国衆まつり
2月第2日曜日(予定)
天正15年、検地に反対して肥後の国衆達が一揆を起こし、田中城はその戦いの最後の砦となり、豊臣軍と約2ヶ月の激戦を繰り広げ、落城しました。この戦いは「刀狩り令」発布のきっかけとなった歴史的にも重要な事件です。この出来事を後世に伝えるために、当時の壮絶な戦いの模様を再現しています。
和水町の名所・文化
命の神様
命に関わるほどの大病にかかった時にだけ平癒祈願ができ、必ず治ると伝わっています。ただし、願かけは一生に一度きりです。
所在地 | 西吉地 |
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江田船山古墳
国指定史跡江田船山古墳から出土した92件の出土品は、一括「国宝」として東京国立博物館に保管展示されています。金銅製冠・沓・金製耳飾り・轡・鎧・大刀・剣など、おびただしい副葬品の中でも、75文字が銀で象嵌された銀象嵌銘大刀は、日本の古代史をひもとくうえで大変貴重なものです。
旧境家
熊本県玉名郡玉東町から移築したもので、文政13年3月に建てられたものです。囲炉裏や昔使っていた生活用具、農具が展示されています。
旧布施家
新潟県上越市安江より移築した約300年前の住宅で、上杉謙信公重臣として栄えた豪農の家です。