南阿蘇村特集
[熊本県]
2005年に阿蘇郡白水村、久木野村、長陽村が合併し、南阿蘇村は誕生しました。平成の大合併で初めて「村」を新設した村です。熊本県北東部、阿蘇山・阿蘇カルデラの南部に位置しており、阿蘇五岳と外輪山に挟まれ、その大部分を山林、原野で占めています。昼夜の寒暖差や年間雨量平均約2300ミリという恵まれた気候から、良質な農作物が生産されています。また、一級河川「白川」の水源である「白川水源」をはじめとする多数の水源があり、「水の生まれる里」として知られ、多くの観光客を集めます。このように、南阿蘇村は農業と観光の村です。平成28年熊本地震で大きな被害に遭いながらも、住民一丸となって復興に向けて頑張っています。
南阿蘇村のいいトコ!!
南阿蘇村で憩い・楽しむ
白川水源
熊本市内を流れる一級河川「白川」の最上流部。毎分60トン湧き出る水は湧水地からすぐに幅5メートルほどの川となり、膝までつかるかと思われる流量で流れていきます。
観音桜展望台
樹齢、およそ90年位で「観音桜」と呼ばれる由来は、この桜の近くに馬頭観音様が祀ってあり、そこからこの桜は「観音桜」と呼ばれています。阿蘇外輪山側からこの桜を望むと、阿蘇の山々がこの桜の背景となり、遠くに高岳、中岳、烏帽子岳等が見え、絶好のロケーションとなっています。
明神池名水公園
旧白水村のほぼ中央に位置する湧水地で、ここの湧水は飲むと子宝に恵まれるといわれ「誕生水」と呼ばれています。
南阿蘇村の名所・文化
吉田城献上汲場
熊本名水百選のひとつ。阿蘇家の家臣、吉田主水頭が居城したといわれています。
長野岩戸神楽
長野岩戸神楽は、300年以上の歴史を持つ伝統芸能です。その昔、長野九郎左衛門が諸国を巡歴し、つくりあげたと言われています。五穀豊穣と集落の安全を願い、毎年5月と10月に南阿蘇村の長野阿蘇神社で開催される例大祭で神楽が奉納されています。「天王注連(てんのうしめ)」は、全国的にも珍しく、高さ10メートル~15メートルの竹ざおに登って鬼面の荒神らが舞う神楽は圧巻で見る人を魅了します。
南阿蘇神楽の里公園
長野阿蘇神社に隣接する公園です。「神楽殿」があり、毎年5月と10月、国指定の無形文化財である「長野岩戸神楽」を見ることができ、県内外から多くの観光客が訪れます。秋季大祭時には地元のとれたて野菜や新米おにぎり、甘酒など地元の味が楽しめます。
南阿蘇村の特産・名物