菊陽町特集
[熊本県]
菊陽町は、県都・熊本市の北東部に位置し、東には阿蘇の連山が眺望できます。町域は東西11.8キロメートル、南北9.4キロメートル、総面積37.46平方キロメートルで、豊かな自然環境に恵まれた地理・風土の中にあります。
本町の前身「菊陽村」は、昭和30年に菊池郡津田村、原水村、及び上益城郡白水村の3村が合併して誕生し、昭和44年に町制を施行しました。
菊陽町のいいトコ!!
菊陽町で憩い・楽しむ
菊陽杉並木公園
この公園は、本町を代表する歴史的景観である「豊後街道菊陽杉並木」の沿線にあり、この杉並木が真の「菊陽町の杉並木」となり、人とひとがふれあう交流の場・町づくりの拠点となるよう、「菊陽杉並木公園」を総称名としています。また、災害時に身の安全を確保するための指定緊急避難場所に指定されています。
電話番号 | 096-232-4927 |
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さんふれあ
平成30年10月17日にリニューアルし、スポーツジム・フィットネススタジオの機能が加わり健康拠点として生まれ変わりました。新たに会員区分を設け、会員になるとジム・スタジオ・温泉が使い放題でお得です。大浴場、露天風呂、サウナのほか、家族風呂などがある温泉館と、農産物直売所には地元の安心野菜が並びます。さらに、レストランではヘルシーメニューをご用意して皆様のご来店お待ちしております。
所在地 | 菊陽町大字原水5359番地 |
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さんさんの湯
「さんさんの湯」は、“美肌の湯”と呼ばれる弱アルカリ性単純温泉。やさしい肌ざわりのお湯に包まれ、体も心もリフレッシュ。和風と洋風の大浴場や露天風呂、家族風呂などさまざまなスタイルで温泉を楽しめます。
菊陽町の名所・文化
馬場楠井手の鼻ぐり(通称:鼻ぐり井手)
馬場楠井手は、加藤清正公の肥後統治時代に白川左岸中流域の畑地を水田化するためにつくられた、熊本市の東海学園前駅近くまで続く約12キロメートルの農業用水路です。馬場楠井手を含む白川流域かんがい用水群は平成30年に世界かんがい施設遺産に登録されました。このうち、曲手~辛川区間の約390メートルに渡る人工の構造物が「鼻ぐり」と呼ばれており、平成31年に熊本県指定史跡となっています。
トンネル状の溝穴が作る水の流れによって井手底の土砂や火山灰を排出する仕組みで、この穴の形が「牛の鼻輪」または「鼻輪を通す鼻の形」に似ているところが「鼻ぐり」の名称の由来とされています。
蘇古鶴神社の楼門
銅板葺きの二層建築です。門内には「奇岩窓神(くしいわまどのかみ)」、「豊岩窓神(とよいわまどのかみ)」の異名同体の二神が祀られています。
六道塚古墳
二段築成の円墳と推定されています。塚の上には楠の大樹がそびえ、その根元には「神石」が祀ってあります。この神石は、「さくらぎ神社」と称され、益城町寺中にある津森神社の末社と伝えられています。
今石城跡
今石城は、玉岡城(城主:帆保因幡守安重 現大津町)や須屋城(城主:須屋市蔵 現合志市)などと共に薩摩(鹿児島)の島津氏からの侵略に備えた、舌状丘陵の山城の一つであり、位置は今石神社とその後方台地と推定されています。
菊陽町の特産・名物
菊陽にんじん
菊陽町のにんじん栽培は昭和47年頃から本格化しました。
当時、米の生産過剰が続き、減反政策の一環として麦・大豆などの他タバコの栽培が行われていましたが、菊陽町ではタバコの後作として秋冬にんじんが導入されました。菊陽町の土壌は「黒ボク土」という火山灰土壌で通気性・透水性に優れ、にんじん栽培にとっては最も適した土壌であり、にんじん作業の機械化の導入に伴って作付け面積は飛躍的に向上し、菊陽町の代表的基幹作物となりました。
スイートコーン
実は、菊陽町のスイートコーンは作付面積と生産量が県内一位。強い甘みが特徴のゴールドラッシュの生産が盛んです。5月初旬から市場に出回り、6月ごろに旬を迎えます。ぜひ菊陽産のスイートコーンを食べてみて。