いの町特集
[高知県]
平成16年10月1日に伊野町と吾北村と本川村の3町村が合併して、いの町が誕生しました。いの町は高知県の中央部に位置し、土佐和紙発祥の地として四国で最も透明度の高い仁淀川の美しい流れと本川瓶ヶ森を発する四国第一の長流・吉野川の源流と、それらを支える豊かな森林とともに育まれてきました。
また、歴史的商家の町並みや土佐和紙など素晴らしい観光資源を有するとともに、四国随一の断層崖とも言われる「程野の滝」など、四季折々の自然が織りなす美しい風景や棚田などの自然も広がっています。
町の東南部は、幹線道路(国道33号)と鉄道(JR土讃線)、とさでん交通電車伊野線により高知市と結ばれており、北部は愛媛県に接しています。また中央部には、本町の都市軸となる国道194号が南北に走り、高知県の北玄関として愛媛県西条市に隣接しています。
気候については、面積が広大であることから、温暖多雨で四季の調和がよく保たれた伊野地域から、平野部と比較して気温が5度ほど低く、夏季は冷涼で比較的過ごしやすいものの、冬季は最低気温が-10度にも達する本川地域まで変化に富んでいます。
いの町のいいトコ!!
いの町で憩い・楽しむ
グリーン・パークほどの
「お祭り広場」や、森を学ぶ「森林生態学習館」、「バンガロー」や「オートキャンプ場」等の宿泊施設、「パークゴルフコース」のファミリースポーツ施設などがあります。また、程野の渓流は管理釣り場となっており、ルアー・フライフィッシング(キャッチ&リリース)を楽しめます。
程野の滝
グリーン・パークほどのには4つの滝があり、それら全てを総称して「ほどのの滝」と言います。それぞれ、広く露出した岩肌を流れ落ち、絶壁の高度は約50~ 100メートルと迫力のある滝が連なっています。
仁淀川
四国山脈の霊峰石鎚山の南側を源に面河川になり、御三戸で久万川と合流し県境より下流が仁淀川。自然と生き物の宝庫でアユ釣りや川遊びで親しまれ、四季折々に美しい風景を映し出しています。水質日本一を獲得したことがある、私たちが全国に誇るかけがえのない川です。
いの町の名所・文化
山中家住宅
四国山間部における農家建築にみる代表的な構えで、建造年代に比して古い形式を採用し、各種の基本形となる貴重な家屋です。
所在地 | いの町越裏門89 |
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路面電車
いの町を西の始発駅とする路面電車は、紙の輸送のため1908年(明治41
年)に伊野-高知-桟橋間に開通しました。現存する路面電車としては日本最古のものです。
いの大国さま
椙本神社は1,200年以上の歴史があり、商売繁昌、家内安全、縁結びに特にご利益があると言われています。春の大祭は約8万人の参拝客を集め、土佐古来三大祭りのひとつに数えられており、笹に短冊小判付の福俵が人気です。秋の大祭は、鎌倉時代につくられた八角形漆塗神興が(八角形は全国で唯一・国の重要文化財)天狗に獅子舞、稚児行列を伴って町内を通り仁淀川河原まで練り歩くおなばれは、古式豊かな豊かな一大歴史絵巻で必見です。
所在地 | 椙本神社 |
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いの町の特産・名物
土佐和紙
いの町は土佐和紙発祥の地ともいわれ、優れた先人や良質な原料、清流仁淀川の水の恵みを受け、古くから紙のまちとして発展してきたその伝統は、今に受け継がれています。土佐和紙は種類の豊富さと品質の良さに定評があり、土佐典具帖紙や土佐清帳紙などは国の無形文化財に指定されています。
生姜
いの町は生姜栽培発祥の地と言われ、「いの生姜焼き街道」も展開されています。
土佐文旦
酸味と甘味のバランスがよくすっきりとした上品な甘さです。