山北町特集
[神奈川県]
山北町は東京から西へ80キロメートル、神奈川県の西部に位置し、広さは224.61平方キロメートルです。その約90パーセントは丹沢大山国定公園と県立自然公園などの丹沢山塊の森林原野で占められる山岳地帯で、自然を求め多くの観光客の方が訪れています。
雄大な山々と森林、美しい湖、富士山の景観、清らかな流れ…。
首都圏から至近にありながら豊かな自然が残る山北町には、中川温泉や伝統文化など見所もたくさんあります。
山北町のいいトコ!!
山北町で憩い・楽しむ
山北鉄道公園
山北鉄道公園には、昭和43年まで御殿場線で活躍していた蒸気機関車D5270が保存されています。このD5270は圧縮空気を動力源として、公園内に敷設された軌道上を自力で走行することができます。日本国内にD52型の蒸気機関車は7両保存されていますが、D5270は日本で唯一動くD52型の機関車です。
中川温泉
中川温泉は丹沢湖に近い山あいの温泉場で、その歴史は古く、今から約400年前に武田信玄が北条氏康との合戦で負傷した将兵を入浴治療させたという伝説も伝わっていることから、「信玄の隠し湯」という別名もあります。
道の駅 「山北」
西丹沢への入口に位置する便利な道の駅。ログハウス風のこじんまりとした建物の中には、休憩所や売店、軽食堂が用意されており、水と緑の憩いのパーキングとして親しまれています。
山北町の名所・文化
山北のお峰入り
共和地区に古くから伝わる民俗芸能で国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。開催は不定期(おおむね5年に1回)で、80名の演技者が8種類11演目の歌や踊りを行います。
生神社の流鏑馬(やぶさめ)
室生神社の流鏑馬は、11月3日の室生神社の例大祭に行われています。鎌倉時代を起源とするという言い伝えもあり、神社の氏子が昔からの作法を守りながら、露払いの先導と騎手の2頭立てで騎射を行う特徴を持つことから、県の無形民俗文化財に指定されています。
世附の百万遍念仏
約600年前から伝承されているという念仏信仰で、向原の能安寺で毎年2月中旬の土・日曜日に行われています。 大数珠を巨大な滑車に取りつけ回転させながら念仏を唱える全国的にも珍しい行法で行われます。念仏のほか、獅子舞(ししまい)や神楽(かぐら)も行われます。県の無形民俗文化財に指定されています。
山北町の特産・名物
すっぽんドリンク
冷やして飲むと爽やかで、疲れた時にも良いと好評です。
やまきたニンニク
外観も良く「うまみと香りが持続する」などと評価されている山北産のニンニクです。
獅子ゆず(鬼ゆず)
味と香りがさわやかな大玉のゆずです。皮を砂糖で煮て手作りおやつにどうぞ。