真鶴町特集
[神奈川県]
真鶴町の面積は7.05平方キロメートル。南北約7キロメートル、東西約1キロメートルの神奈川県内で2番目に小さな町です。黒潮が流れ込み、冬でも暖かい風を生む相模湾に向かって傾斜し、陽光をさえぎるものはなく、豊かな緑が澄んだ空気を醸し出しています。
真鶴町のいいトコ!!
真鶴町で憩い・楽しむ
貴船まつり
東西二隻の色鮮やかに装飾された小早船の「水浮け」(進水式)から始まり、櫂伝馬(かいでんま)が各船を曳航して貴船神社前からお仮殿(かりや)までを海上渡御(かいじょうとぎょ)します。翌日は、花山車や神輿、囃子が町内を巡行し、随所で悪疫退散とともに大漁や海上安全を祈願する鹿島踊りが奉納されます。夕方になると提灯に灯がともされ、神輿が神社に還御します。
真鶴半島自然公園
お林には、樹齢350年以上と言われるクロマツやクス、シイの巨木などが生い茂っており、「魚付き保安林」にも指定されています。いくつもの遊歩道があり、野鳥のさえずりをBGMに、森林浴や自然観察を楽しむことができます。真鶴半島の照葉樹林は県指定の天然記念物です。
ムーンロード
満月の前後数日間、月が一層輝く夜に現れるのは、海面に月光が描き出す月の道「ムーンロード」。どこに立っていても、まっすぐ自分に向かって伸びてくる不思議な月光の道です。
真鶴町の名所・文化
貴船神社
寛平元年(889年)の創建といわれ、大国主神、事代主神、少彦名神がまつられています。江戸時代には貴宮大明神とよばれていましたが、明治元年、現在の名称となりました。7月27・28日に行われる祭礼は日本三大船祭りの一つとして有名で、国の重要無形民俗文化財として指定を受けています。
黒田長政供養の碑
黒田長政より江戸城の用石発掘の命を受けた小河織部正良は岩小松山に良質の石材を発見し石丁場を開きました。黒田長政13回忌にあたり小河織部正良は供養の石塔を建てたといわれ、礎石部分は当時のものと伝えられています。
如来寺跡
帰命山如来寺は1620年に建てられ、本尊は石仏の阿弥陀如来であったといわれています。古い境内には石窟があり、中に石造りの十王像や菩薩形座像、地蔵菩薩像などが安置されています。真夏でも中はひんやりしています。
真鶴町の特産・名物
相模湾は「海の幸」の宝庫。新鮮な魚介類を当たり前のように食べることができるのは町民の特権です。