わが街イイトコ!!

箱根町特集

[神奈川県]

箱根町は神奈川県の南西部に位置し、東京から約80キロメートルの距離にあり、北は南足柄市、東は小田原市、南は湯河原町、西は静岡県3市2町と接しています。
箱根町の地勢は、富士火山帯に属する箱根火山によって形成される典型的な複式火山で、その地形は複雑をきわめ、その中に河川・湖沼・草原を配した一大自然美を展開しています。

箱根町のいいトコ!!

箱根町で憩い・楽しむ

箱根の温泉

箱根の温泉は、泉質のちがう温泉が豊かに湧き出しています。その昔、温泉の湧き出す周辺に温泉場ができて、江戸時代には湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯が、「箱根七湯」と呼ばれていました。このころの温泉は、病気やけがを治すために長く滞在する「湯治」にくるのがほとんどでしたが、そののち、現在の観光入浴に似た、旅の途中に、東海道をそれて、湯宿に一泊する「一夜湯治」が盛んになりました。昭和30年代以降、観光客が増えるとともに、温泉開発が盛んに行われて現在では「十七湯」にまで増えています。

芦ノ湖

芦ノ湖は、箱根火山のカルデラの中にある「カルデラ湖」です。今から約3100年前に起きた大涌谷付近の噴火による土砂が、当時仙石原を流れていた川(古い早川)をせき止めたため、その上流に水がたまって湖となりました。

大涌谷

大涌谷は、およそ3,000年前の噴火によって神山(標高1,438メートル)が崩壊してできました。
現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっています。そのため、樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えています。沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山のダイナミックな活動の様子を観察できます。

箱根駅伝

箱根の冬の名物のひとつ「東京箱根間往復大学駅伝競走」。一般的には「箱根駅伝」の名前で呼ばれ、多くのファンに愛されています。毎年お正月の2日と3日に行われ、箱根にもたくさんの人が応援に駆けつけます。
総距離、217.1キロメートルもの道のりを、10区間でたすきを繋いでいきます。

箱根町の名所・文化

箱根旧街道石畳

箱根旧街道は江戸時代の箱根越えの道で、通称「箱根八里」で知られる天下の難所でした。この急坂の多い山道は江戸時代初期、幕府の官道として整備されましたが、すねまでつかる泥道のため当時では近代的な石畳道を完成させました。そして今なお残る石畳には、往時の旅人の苦悩と喜びが偲ばれます。

箱根旧街道杉並木

元箱根から恩賜箱根公園まで約500メートル続く、箱根旧街道の杉並木。江戸幕府の命により街道の両脇に植えられ、夏の強い日差しや冬の寒風から旅人達を守っていました。現在でも約400本の杉が連なり、往時の街道の雰囲気を現代に伝えています。

元箱根石仏群

元箱根石仏群は上二子山と駒ヶ岳の鞍部にある精進池(しょうじんがいけ)のほとりに位置し、地質的にも上二子山の溶岩と駒ヶ岳の溶岩の境界部にあたります。また、元箱根から続く箱根町断層の延長上に相当すると考えられています。ここには上二子山の溶岩で構成される崖をそのまま彫りぬいた磨崖仏と、溶岩を切り出して造った五輪塔や宝篋印塔があります。
池周辺には、中世の箱根越えとして利用された湯坂道が通っていますが、各所に噴煙が立ち上る荒涼たる風景であったことから、人々に地獄として恐れられました。それゆえ、今から約700年前、鎌倉時代終わりから室町時代前期にかけて、旅ゆく人々を救う仏として信仰された地蔵菩薩を祀る多くの石仏や石塔が造られたのです。

仙石原 すすき草原

台ヶ岳の斜面を覆い尽くす様に、数えきれないほどのススキが一面に広がります。すすき草原の中はススキをかき分けるように道が続いており、見渡す景色がススキに囲まれた幻想的な光景を楽しむこともできます。「かながわの景勝50選」「かながわの花の名所100選」にも選ばれています。

山焼き

すすき草原では毎年3月の風のない日に、山焼きが行われています。大きな炎がススキ草原を焼き尽くす迫力ある様子が楽しめます。

箱根町の業種別ガイド

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