屋久島町特集
[鹿児島県]
屋久島町は、平成19年10月1日に鹿児島県の上屋久町と屋久町が合併して誕生した町です。
屋久島とその西北西約12キロメートルにある口永良部島の2島から構成されています。総面積は540.48平方キロメートルで、内93パーセントを占める屋久島は周囲132キロメートルの円形の島で九州最高峰の宮之浦岳(1,936メートル)を筆頭に、標高1,000メートル以上の山が45座以上あり、多くを山岳部分で占められていることから、洋上アルプスと呼ばれています。
屋久島町のいいトコ!!
屋久島町で憩い・楽しむ
宮之浦岳
標高1936メートル、九州最高峰で日本百名山の一つに数えられています。淀川の清流や高盤岳山頂のトーフ岩、高層湿原の花之江河、ヤクシマリンドウなどの固有植物を見ることができ、針葉樹林帯から高山植物への植生の移り変わりを体感できます。山頂からの360度大パノラマは絶景で、5月中旬から6月上旬はヤクシマシャクナゲを観賞することができます。
※往復約13キロメートル、所要時間10~12時間を要し、最も体力を必要とするコースの一つです。
永田いなか浜
白い砂浜が約1キロメートルも続く屋久島内で最も大きな砂浜です。
ウミガメの上陸地としても知られています。5月~7月にかけて産卵に訪れるアカウミガメの数は北半球で最も多く、5月1日から7月末までウミガメの産卵を見学できる観察会が毎年行われています。
2005年にはラムサール条約登録地となりました。
平内海中温泉
平内海中温泉は平内西開墾地区にある天然温泉で、干潮時の前後2時間ほど入浴ができます。磯のくぼみの深さ以外は自然の地形そのままです。
屋久島町の名所・文化
縄文杉
標高1300メートル、樹高25.3メートル、胸高周囲16.4メートル、推定樹齢2000年代~7200年。
確認されている中で最大級の屋久杉。名前の由来は縄文時代から生きているという説と幹の造形が縄文土器に似ているからという説があります。
大川の滝
「日本の滝百選」にも選出されている大川の滝は、落差88メートルを誇り、水量、規模ともに屋久島最大級。豪快な水しぶきをあげて滑り落ちる様はダイナミックそのものです。滝壺のすぐ近くまで行くことができ、マイナスイオンをたっぷり浴びられます。
千尋の滝
落差約60メートルを誇り、滝の左手にある花崗岩の一枚岩が「千人が手を結んだ程に大きい」ことから千尋の滝と名づけられました。
屋久島町の特産・名物