中種子町特集
[鹿児島県]
中種子町は、鹿児島県大隅半島南端から約40キロメートル南に位置し、北は西之表市、南は南種子町に隣接、東は太平洋、西は東シナ海に面しています。東西6 ~ 9キロメートル、南北22キロメートルで、総面積は136.94平方キロメートルです。
一般に緩やかな丘陵をなし、北部は山林地帯が多く、最も高い山が標高282.3メートルです。中央部から南部にかけて比較的平坦で、耕地が多くなっています。
中種子町のいいトコ!!
中種子町で憩い・楽しむ
熊野ベイエリア
自然レクリエーション村がある熊野海岸一帯は、太平洋に面し海水浴からマリンスポーツ、カヤック、マングローブの散策など美しい大自然を利用して多くのアクティビティを楽しむことができます。
犬城海岸
波の侵食によってつくられた「馬立の岩屋」がある海岸。「馬立」の名の由来は、「修験道の犬神使いであった第十代島主・種子島幡時がこの洞穴で修行中に忽然と姿を消し、彼の愛馬だけが洞穴の前で主人の帰りを待っていた」ことにちなむと言われています。
男淵女淵の滝
高地のない種子島では珍しい滝です。二つの滝が連なっており、上は男淵、下は女淵と呼ばれています。渇水期でも滝水が止むことはありません。
中種子町の名所・文化
歴史の里坂井公園
自然に囲まれた公園で、周辺には国の重要文化財である古市家住宅や、日本一の大ソテツ、矢止石(やどめいし)などがあります。
中種子町立歴史民俗資料館
サトウキビの圧搾機や、「最後の丸木舟」の実物も展示。その他、約35,000年前の立切遺跡など豊富な埋蔵文化財の遺物も展示。
ねじの伝来地熊野浦
1543年(天文12年)に鉄砲が日本に伝来。当時の種子島島主が、1丁を刀鍛治の八板金兵衛に与え「これと同じモノを作るように」と命じました。火縄銃には「雄ねじ(ボルト)」と「雌ねじ(ナット)」が使われていることが分かり、これが日本人が最初に見たねじといわれています。南蛮船の乗務員からねじの製法を学び、種子島で初めてねじが作られ、国産の完全な火縄銃が完成。平成30年に熊野海岸の一角に「ねじの伝来地熊野浦」看板が設置されました。
中種子町の特産・名物
パッションフルーツ
中種子の自然の中に育った情熱の味「パッションフルーツ」。収穫時期は6月上旬~7月中旬です。
マンゴー
南国特産のマンゴーは7~8月上旬頃に実りの最盛期を迎える。糖度・香りが高く甘みののった美味しいマンゴーは贈答品としても人気。
お茶
種子島は、日本一早いお茶の産地としても有名です。