枕崎市特集
[鹿児島県]
鹿児島県薩摩半島の南端に位置する本市は、東は南九州市知覧町、北は南九州市川辺町および南さつま市加世田、西は南さつま市坊津町に接し、南は広大な東シナ海に臨む景勝の地にあり、その形状はほぼ五角形です。
市域は、東西12キロメートル、南北10キロメートルで、面積74.78平方キロメートルとなっています。
枕崎市のいいトコ!!
枕崎市で憩い・楽しむ
枕崎市文化資料センター 南溟館
枕崎市街地の小高い丘の上にあり、船のイカリをモチーフにした本館と周囲に波形のベンチを配し、船をイメージした木造の美術館。
館内には、郷土関係作家の絵画や現代アートの作品のほか、「風の芸術展」や「枕崎国際芸術賞展」の入賞作品も館内外に展示されています。ここからの「東シナ海」の展望は最高で、美術館とともに散策の場としても親しまれています。
火之神公園・立神岩
枕崎市のシンボル立神岩を望む絶景スポット火之神公園。立神岩は、美しい夕日と重なる冬至にはローソク岩とも呼ばれ、その美しさと神秘さは多くの人を魅了します。
瀬戸公園
高台にあって、田園風景と海を一望。遠くには開聞岳も見えます。春は桜並木が満開に。初夏のアジサイも目を楽しませます。
枕崎市の名所・文化
城山の梵鐘
鹿籠領主の居城跡です。梵鐘は廃寺となった坊津一乗院から運ばれたのが最初。明治10年(1877年)の西南戦争で弾丸の材料とされました。現在のものは明治12年に原型を模して鋳造された2代目です。
喜入氏累代の墓(長善寺跡)
天正6年(1578年)に鹿籠の領主となった喜入家5代季久から6代と9代を除いて、明治2年版籍を奉還した19代久博までの墓があります。
南方神社
風格のある並列鳥居が印象的。14世紀に蔵多山に諏訪神社を勧請したのが始まりとされます。文安元年(1444年)に島津照久(伊集院煕久)が現在地に移したと伝わります。
枕崎市の特産・名物
鰹節
枕崎は日本一の鰹節の産地で、国内生産量の4割以上がここでつくられています。鰹節生産は古くから行われていて、現在の製法は宝永4年(1707年)に伝えられたものとされています。枕崎漁港には年間6万トン以上の鰹が水揚げされ、市内に多数ある鰹節工場では、昔ながらの製法で丁寧に仕上げます。
柑橘類
ポンカンやたんかん、温州みかんがたわわに実ります。甘さと酸味がちょうどいいのが特徴です。
お茶
国内有数のお茶どころで、お土産に喜ばれています。国内でもっとも早く新茶が出始めます。