坂出市特集
[香川県]
坂出市の中心部は海岸沿いに平坦に開け、綾川を中心に豊かな田園地帯が広がっています。
海に出れば瀬戸大橋沿いに島々が連なり、五色台には、快適なドライブが楽しめるスカイラインや崇徳上皇ゆかりの白峯寺があります。
また、県下でも有数の桜の名所として有名な常盤公園、山城の歴史が残る城山、讃岐富士と称される飯野山などがあり、海に山に自然豊かな土地柄です。
坂出市のいいトコ!!
坂出市で憩い・楽しむ
常盤公園(ときわこうえん)
塩飽諸島を一望する聖通寺山にある常盤公園は、桜の名所。季節には、約400本の桜が咲き誇ります。
番の州公園(ばんのすこうえん)
常盤公園の北側に位置する番の州公園は花の名所として知られています。バラやツツジ、アジサイなど年間を通じ楽しむことができます。
瀬戸大橋記念公園(せとおおはしきねんこうえん)
瀬戸大橋のたもとに広がる、架橋を記念して整備された公園。22.5ヘクタールの緑と水に囲まれた園内には、記念館を中心に橋をイメージした噴水や芝生広場、大型遊具のある子ども広場、さらにイベントが開催できる国内最大級の木製ドーム・マリンドームなどがあります。また、彫刻などのアートが点在し、アクティブと憩いが混然一体となった名所です。
坂出市の名所・文化
白峯寺(しろみねじ)
四国八十八ヶ所霊場の第81番札所。弘法・智証両大師の開基。稚児ケ嶽で荼毘に付された崇徳上皇の御陵や頓証寺殿があります。建物の多くが、平成29年に国の重要文化財に指定されました。
鹽竈神社(しおがまじんじゃ)
塩田の守護神として建てられた神社。最初は塩田の近くにありましたが、道路の拡幅のため塩田を一望する現在地に移築されました。
西行法師の道(さいぎょうほうしのみち)
崇徳上皇を慕って讃岐へ行脚(あんぎゃ)したさすらいの歌人、西行法師が通ったとされる1.34キロメートルの参道。青海神社から白峯御陵まで続いており、道沿いには西行と上皇のものを中心とした歌碑88基と石灯篭93基が建てられています。
坂出市の特産・名物
三金時(さんきんとき)
金時とは赤いものの意味で、「金時にんじん」「金時いも」「金時みかん」は三品とも赤みが濃く元気の源となる身体に良い食べ物です。浜に近く砂地で塩分が多い畑は、根菜類の栽培に適し、今では、坂出市は、「金時にんじん」の日本一の生産地となり、「金時いも」についても生産地としてもトップクラスになりました。
また、平成5年に新品種に登録された坂出市発祥の「金時みかん(品種名:小原紅早生)」を加え、坂出三金時として知られています。
塩(しお)
坂出では弥生・古墳時代より塩作りが盛んでしたが、江戸時代後期の久米栄左衛門による塩田の開墾以降は全国でも有数の製塩地となりました。製法こそ変わりましたが、現在も塩作りの工場が立地しています。
サヌカイト(カンカン石)
坂出の五色台とその付近の山々からは、たたくと心地よい澄んだ音色を発する「サヌカイト」(カンカン石)が産出されます。
サヌカイトは、約3万年前から道具として使われはじめ、弥生時代の終わりごろまで、主に刃物として活用されていました。