遠野市特集
[岩手県]
昭和29年には、「昭和の大合併」により1町7村が合併して遠野市が、翌年には3村が合併して宮守村が誕生。市村それぞれ豊かなまちづくりに取り組み着実な発展を遂げ、平成16年度にはそれぞれ50周年を迎えました。
平成11年から全国で始まった「平成の大合併」では、遠野市と宮守村は以前からさまざまな形で住民、行政、経済などの交流が活発に行われていたことから、平成17年10月1日、両市村が合併して新・遠野市が誕生。遠野と宮守の2つの個性を融合させながら、市民が心を一つに「永遠の日本のふるさと」の創造を目指してまちづくりを進め、令和5年10月、新・遠野市誕生18周年を迎えました。
遠野市のいいトコ!!
遠野市で憩い・楽しむ
たかむろ水光園
広大な敷地に遠野の美しい自然と懐かしい暮らし風景を再現した、くつろぎのオアシスです。広大な敷地では緑豊かな庭園の散策やチップボイラーと太陽熱を利用したお風呂、お食事や釣りも楽しめます。
所在地 | 土淵町柏崎7-175-2 |
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めがね橋
「めがね橋」の愛称で親しまれている「宮守川橋梁」。半円アーチ状の橋脚は高さ約20メートル、全長約100メートル。岩手軽便鉄道の花巻~仙人峠間が開通した大正4年に竣工し、昭和18年に現在の形に改修されました。5連アーチが連なる橋梁は、建設当時の鉄道土木技術の素晴らしさを伝えており、「土木学会選奨土木遺産」「近代化産業遺産」に認定されています。
最近では「恋人の聖地」にも認定され、デートスポットとしても注目を集めています。
所在地 | 宮守町下宮守 |
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荒川高原牧場
早池峰山の南、薬師岳に連なる広大な高原で、乗用馬などの放牧地として利用されています。高原を吹き抜ける心地よい風を感じることができます。
遠野市の名所・文化
荒神(あらがみ)神社
茅葺き屋根の小さなお堂には権現様が祀られ、稲穂の成長を静かに見守っています。遠野を代表する風景の一つです。
早池峯(はやちね)神社
1200年以上の歴史を誇り、遠野三山の神霊を祀る神社。附馬牛町の大出地区にあります。
卯子酉(うねどり)神社
恋愛成就のパワースポットとして知られる祠。赤い布を、社前の木々に左手だけで結ぶと恋がかなうといわれています。
遠野市の特産・名物
ジンギスカン
遠野で「焼き肉を食べる」と言ったらジンギスカンです。遠野のジンギスカンは、穴の開いたバケツの上にジンギスカン鍋を乗せ、焼いた肉にタレを付けて食べるスタイルです。
馬肉
遠野は馬の里と言われていて、馬肉も有名です。宮守町のサンQふる郷市場では、桜カルビ丼や馬肉ラーメンなどが食べられます。
水わさび
水わさびは遠野の宮守地域で大正4年頃から栽培が始まりました。一年を通して9.5度前後の低温を保ち続ける、豊富な湧き水に育まれた遠野のわさびは「ゆっくり、じっくり」その旨味を凝縮します。