輪島市特集
[石川県]
輪島市は、本州中央部の日本海に突出した能登半島の北西部に位置します。市の中心部から県都金沢へは約120キロメートル、車で約2時間を要する距離にあります。地勢は、高州山を頂点とする山地が全市域面積の約80パーセントを占め、東西に連なって海に迫っています。80キロメートル余りに及ぶ海岸線は優れた自然景観を呈し、能登半島国定公園に指定されており、北方海上に七ツ島、舳倉島があり、また、沿岸漁業の拠点となっています。
輪島市のいいトコ!!
輪島市で憩い・楽しむ
曽々木海岸 窓岩
冬の厳しい日本海の荒波をまともに受け止める荒々しい海岸線が続く曽々木海岸のシンボル的存在として「窓岩」があります。板状の岩の真ん中に直径2メートルほどの穴が開いている奇岩。
間垣の里
間垣とは、日本海から吹き付ける強い潮風から家を守る竹の垣根で、奥能登の厳しい自然の中で暮らす人々の知恵を見ることができます。
舳倉島
舳倉島は、輪島港の北方約50キロメートルに位置し、周囲約4キロメートルの小さな島です。
絶海の孤島であるため厳しい日本海の荒波を直接受け、複雑な入り江や北西側の海岸は高さ10メートルにおよぶ断崖がつらなります。絶好の漁場であり夏には海女たちがアワビやサザエをとるため海に潜ります。また、バードウォッチングの穴場であり、日本でここでしか見られない渡り鳥も多いです。島へは定期船が一日一往復しています。
輪島市の名所・文化
白米千枚田
白米千枚田(しろよねせんまいだ)は石川県輪島市白米町にある棚田です。日本海に面して、小さな田が重なり海岸まで続く絶景は、日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定され、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。水田一面あたりの面積は約18平方メートルと狭小で約4ヘクタールの範囲に1004枚の典型的な棚田風景が展開しています。
輪島市天領黒島角海家(国指定重要文化財)
能登半島地震で全壊した角海家の復原工事が完了し、平成23年8月13日より一般公開。北前船の廻船問屋として栄華を誇った角海家の収蔵品を展示しており、当時の繁栄ぶりが偲ばれます。
所在地 | 輪島市門前町黒島町ロの94番地の2 |
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輪島朝市
一千年以上も前から続く、輪島の朝市。この歴史の中で売る者と買う者との心の触れ合いが生まれてきました。
売る者も女、買う者も女の朝市。町の一日は、朝市の「買うてくだぁー」の呼び声から始まります。野菜などは周辺農家のおばちゃん、活きのいい魚貝・海草は漁師町の女衆が売りに出ます。
輪島市の特産・名物
加能ガニ
輪島港で水揚げされる雄のズワイガニ「加能ガニ」は、実がたっぷり詰まって食べ応え抜群。また雌のズワイガニ「香箱ガニ」は、甲羅の中に内子をたくさん抱えた濃厚な味わいです。
能登棚田米
奥能登の棚田で、きれいな水と特別な栽培方法で生産されたお米です。
輪島塩
塩田で太陽の光をいただいた、まさに手塩にかけた深みのあるまろやかな塩です。お料理全般にお使いいただける塩です。特におむすびにお勧めです。