内灘町特集
[石川県]
内灘町は東西約2.9キロメートル、南北約9キロメートルで、20.33平方キロメートルの面積を有しています。町は典型的な海岸砂丘地帯で、町域には山や河川がなく、平均標高20メートルの砂丘地です。最高地点は標高58.51メートルに達し、砂丘は新旧の二つの砂丘が重なって形成されており、その境目には縄文後期から古墳初期の遺物を蔵する黒土層が存在しています。
内灘町のいいトコ!!
内灘町で憩い・楽しむ
内灘大橋(サンセットブリッジ内灘)
優美な姿の斜張橋は町のシンボル。夜のライトアップは、橋をロマンチックな雰囲気に包みます。
所在地 | 宮坂~大学1丁目 |
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内灘砂丘
手取川から運ばれた土砂が日本海の海流によって流され、堆積したのが内灘砂丘です。砂は大陸からの風にさらされて、日本海側では、なだらかに、河北潟寄りでは急斜面を形成しています。
ハマナス恐竜公園
閑静な住宅街に突如現れる巨大恐竜。大型滑り台やフィールドアスレチック、芝生広場や水遊び場もある恐竜公園は、休日には多くの親子連れなどで賑わいます。
内灘町の名所・文化
大根布奴行列
大根布の祭礼では地区内一円で神輿渡御(行列)が行われ、祭礼を司る猿田彦(天狗)を先頭に奴行列、神輿、獅子と約150名もの人が連なります。この中で奴行列は神輿の先払い役をする役割を担っています。当地区の奴振りは城内奴で、金沢市等の他地区の奴振りとは趣が異なっていることが特徴で、その起源には諸説あるようです。
文化芸術祭
毎年11月上旬には、文化芸術祭が開催されます。
内灘町文化協会を構成する団体が参加し、民謡や和太鼓などの芸能発表、俳文学や華道などの展示発表、囲碁、将棋の競技大会などが行われます。また、絵画、工芸、書、写真の公募展である総合美術展もあわせて開催され、多くの観賞者でにぎわいます。
向粟崎悪魔祓い
向粟崎の祭礼では、アクマンバライとヤヒコババとが神輿渡御行列の先頭にたち、悪魔祓いの清めをしてまわります。藩政時代に、金沢の修験山伏が市中をまわって悪魔祓いをしたのを真似たものと言われ、内灘町では昭和初年頃から向粟崎だけで行われています。
内灘町の特産・名物
内灘産らっきょう
内灘砂丘で採れたらっきょうです。農薬、化学肥料を使用せず、一つ一つ手作業で加工しています。
落花生
砂丘地に適し、50年以上も前から栽培されてきた落花生です。
地元で収穫されたもち米と混ぜた「ピーナッツ餅」が、地域の子供のおやつとして昔から親しまれており、この「ピーナッツ餅」の特産品化が目指されています。
牛乳・乳製品
内灘町を代表する特産品であり、石川県の生乳生産量の約50パーセントを占めています。自然の中でのびのびと育った牛から、美味しい乳製品がつくられています。