津幡町特集
[石川県]
津幡町は石川県のほぼ中央に位置し、古くから加賀地方と能登地方、富山県の分岐点として重要な役割を果たしてきた町です。県都金沢市からはIRいしかわ鉄道線で約10分、車であれば国道8号で約20分の距離にあります。
町の面積は110.59平方キロメートルで、町中央部には本州有数の面積を誇る「石川県森林公園」、西南部には県内最大の潟湖「河北潟」と日本海側最大級の規模を誇る「石川県津幡漕艇競技場」、富山県との県境には源平合戦の舞台となり、木曽義仲が「火牛の計」を用いた「倶利伽羅峠」があります。
津幡町のいいトコ!!
津幡町で憩い・楽しむ
石川県森林公園
総面積1,150ヘクタールに及ぶ全国屈指の規模を誇る森林公園です。
東京ドームの246倍もの広大な自然をそのまま生かし、四季折々の変化に富んだ里山の自然を楽しむことができます。
園内は「家族だんらんの森」「スポーツの森」「学習の森」「散策の森」「たんれんの森」の5つの森で構成され、各施設では自然学習やスポーツ、キャンプなど、さまざまな体験を楽しむことができます。
所在地 | 津幡町字津幡エ14 |
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木窪大滝
宝達山系の尾根に源を発する、高さ約15メートル、幅約7メートルを誇る、町最大の滝です。
迫力ある落水の響きに冷気とマイナスイオンが広がる、夏の癒しスポットです。
所在地 | 津幡町字牛首(木窪)地内 |
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蓮如上人お手植えのイチョウ
高さ25メートル、幹周り7.1メートルを誇る巨木で、全国でも70位台にランキングされます。
蓮如上人が北陸を巡錫した際に自ら植えたとされていることから、推定樹齢は550年と伝えられています。
所在地 | 津幡町字笠池ケ原 |
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新幹線の見える丘公園
工業団地の一角にある、北陸新幹線を一望できる公園。
明神トンネルと杉瀬トンネル間、約1.3キロを直線で見渡すことができ、最高時速260キロで走る新幹線を約17秒間眺めることができます。
所在地 | 津幡町字旭山40番1 |
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津幡町の名所・文化
倶利伽羅古戦場
石川県と富山県にまたがる、いにしえの「北陸道」が残る倶利伽羅峠は、源氏と平家が興亡の明暗を分けた倶利伽羅源平合戦(1183年)の舞台となった場所です。『源平盛衰記』によると、数に劣る木曽義仲は、奇策「火牛の計」を用いて劇的な勝利を収めました。源氏軍は夜更けに500頭もの牛の角にたいまつを括り付け、4万騎の軍勢とともに平家の陣に突入。昼間の進軍で疲れ切っていた平家軍10万騎は混乱し、人馬もろとも谷底に突き落とされたのです。
所在地 | 津幡町字倶利伽羅 |
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倶利迦羅不動寺
倶利迦羅不動尊は、千葉県の成田不動尊、神奈川県の大山不動尊と並び、日本三不動尊の一つとして知られています。
元正天皇の勅願により、718年に中国から渡来したインドの高僧、善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿をそのまま彫刻し、奉安したのが始まりと伝えられています。
所在地 | 津幡町字倶利伽羅リ2 |
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倶利迦羅不動寺西之坊鳳凰殿
倶利迦羅不動寺にはかつて、弘法大師が建てたとされる七堂伽藍と十二ヶ寺が建立されており、その復興事業の1つとして、1998年に西之坊鳳凰殿が建てられました。幅75メートルもある壮大な木造建築は、平安時代の寝殿造りの様式を取り入れ、荘厳優雅な雰囲気を漂わせています。
所在地 | 津幡町字竹橋ク128 |
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上大田雅楽
河合谷の上大田雅楽は、興津・河合谷・かほく市箕打・小矢部市嘉例谷の4地区が持ち回りで、亡くなった方を追悼する護法会の前座として演奏したのが始まりで、1950年頃から活動しています。
津幡町の特産・名物
まこもたけ
イネ科のまこもたけは、茎の下部の肥大した部分を食用とするもので、中華料理では高級食材として知られています。食物繊維やオリゴ糖が豊富で、味や香りにくせがないため、あらゆる食材、料理に合わせることができる万能野菜です。