高萩市特集
[茨城県]
茨城県の北東部に位置し、東は太平洋に面し、西は多賀山地が連なり、その間を花貫川と関根川が流れて渓谷をつくっています。これらの海や山の自然景観は県の自然公園に指定されています。また、北部は福島県東白川郡塙町と茨城県北茨城市に接し、南部は日立市、西部は常陸太田市に接しています。東京からは約150キロメートルで、常磐自動車道を利用して約2時間の距離に位置します。
市域の総面積は193.55平方キロメートル。県土の3.2パーセントを占めています。市域の約85パーセントが山林原野等で、農耕地面積は1,069ヘクタールとなっています。
高萩市のいいトコ!!
高萩市で憩い・楽しむ
花貫渓谷(はなぬきけいこく)と汐見滝吊(しおみたきつ)り橋(ばし)
春の新緑と秋の紅葉。この周辺では季節とともに移り変わる自然の姿を楽しむことができます。約60メートルの長さの汐見滝吊り橋からは、眼下に勢いよく流れ落ちる汐見滝の姿や小さな淵をぬって流れる花貫川の清流に出会うことができます。
土岳(つちだけ)
標高599.7,メートルの山頂は、広い芝生でおおわれ、気軽に山の自然を楽しむことのできる場所となっています。ここからは筑波山のほか、冬季には雪をかぶった富士山や那須連峰などを望むことができ、大パノラマが広がっています。
高萩海水浴場(たかはぎかいすいよくじょう)
白い砂浜と遠浅の海岸で、夏季には家族連れを中心に多くの海水浴客で賑わいます。
高萩市の名所・文化
丹生神社の棒ささら
棒の先に獅子(しし)頭を付けた3匹の獅子を周囲に幕を配した屋台の中で繰り舞うささらです。江戸時代から続く伝統ある郷土芸能でしたが一時中断し、昭和58年に約60年振りで復活しました。毎年元旦の午前0時と、4月第2日曜日の例祭に、丹生神社の境内で奉納舞いが行われます。
下君田のささら
王塚神社のささら(獅子舞)は、昭和48年に市の無形民俗文化財に指定されました。毎年、例祭(9月23日、秋分の日)に無病息災(むびょうそくさい)と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、神社の境内で奉納舞いが行われます。
所在地 | 下君田の王塚神社 |
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穂積家住宅
主屋、長屋門、前蔵、衣裳蔵、庭園からなる穂積家住宅。主屋は安永2年(1773年)建立で、寄棟(よせむね)造りに一部入母屋(いりもや)造りを入れ、数段に重ねて葺いた重厚な茅葺屋根を持っています。また、敷地内の回遊式庭園は約100坪の広さを有し、池には石造りの太鼓橋が架かるなど優雅な日本庭園となっています。
高萩市の特産・名物
花貫フルーツほおずき
独特のあまずっぱさと種の食感が楽しいと評判になり、平成28年に「知事選定」に選定。
花貫フルーツほおずきアイス
花貫フルーツほおずきの甘くて酸っぱい風味をもったアイス
つるつき高萩いちご
3センチメートルほどのつるがあるため、完熟状態での日持ちがきく。大粒で糖度13度以上。