桜川市特集
[茨城県]
桜川市は首都圏から約70キロメートル圏内、茨城県の中西部に位置し、総面積は180.06平方キロメートルとなっています。
桜川市のいいトコ!!
桜川市で憩い・楽しむ
高峯の山桜
高峯(たかみね:標高520メートル)をはじめとして、桜川市の山々には山桜が多数自生しています。山桜はソメイヨシノと比べ開花時期が若干遅く、桜花の淡紅色と赤芽が木々のもえぎ色の芽吹きの時期と重なり、パッチワークのような眺望を楽しむことができます。
桜川は明治の中期からみかげ石の採掘など石材業で栄えた地域であり、水はけのよい花崗岩質の土壌が山桜が育つのに適しているため、珍しい交配種が増えたと考えられています。そのため、色とりどりの山桜が群生するこの景観が生まれたのです。
足尾山
『常陸国風土記』には葦穂山とあり、山頂には足に関して霊験のある神社があります。周辺はハンググライダーやパラグライダーなどスカイスポーツのスポットとして人気を集めています。
桝箕ヶ池
JR水戸線・羽黒駅の近くにある桝箕ヶ池(ますみがいけ)は、白鳥が飛来する場所として知られています。気温が寒くなりきった11月末頃から見られます。
所在地 | 桜川市友部1829 |
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桜川市の名所・文化
真壁の町並み
戦国時代の真壁城の城下町から発展した町並みで、その町割りの中に、蔵や門などの歴史的建造物が息づいています。102棟が国の登録文化財となっており、平成22年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
曜光山月山寺
平安時代初期、桓武天皇の時代に創建されました。渦巻状に砂紋が描かれた美しい庭園です。11月中旬頃には鮮やかな真紅の紅葉が見られます。境内には月山寺美術館を併設しています。
所在地 | 桜川市西小塙1677 |
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真壁石燈籠
江戸時代末期、久保田吉兵衛を祖とする真壁石燈籠は、厳しい師弟相伝により伝えられ、平成7年に国の伝統的工芸品に指定されました。切り出しから仕上げまで18の技法が用いられ、繊細優雅な彫刻に優れています。
桜川市の特産・名物
こだますいか
桜川市周辺は、冬から春先にかけて豊富な日照量をいかした“こだますいか”の産地として知られています。県の銘柄産地に指定されている「紅こだますいか」は、甘くて美味しいと高い評価を受けています。
山のなす
山尾地区で百年以上前から大切に種をとり今日まで栽培されてきた在来種の丸なすです。他の土地で栽培すると変形してしまうので、ここの土地でしか栽培できないそうです。
チョウザメ(キャビア)
関東平野にそびえ立ち、「西の富士、東の筑波」といわれる名峰 筑波山の地下水を利用し、チョウザメを養殖しています。
チョウザメは稚魚から育ててキャビアが採れるようになるまで約8年の歳月を要します。