龍ケ崎市特集
[茨城県]
龍ケ崎市は茨城県の南部に位置しており、都心から45キロメートル、つくばから20キロメートル、成田国際空港から20キロメートルと、都心や海外にアクセスしやすい土地柄です。市の大きさは東西約12キロメートル、南北約9キロメートルで、面積は78.5平方キロメートルです。
皇居のお堀から譲り受けた白鳥が優雅に泳ぎ、冬には夕日に映える雄大な富士山が望める「牛久沼」。筑波山はもちろん、天気の良い日には富士山や東京スカイツリーが見える龍ケ崎で一番高い場所の龍ヶ岡公園内「たつのこやま」。住宅街には大小様々な公園も多くあり、自然があふれています。また、市内に広がる田園地帯では地平線が見え、春の田植えから秋の稲穂と四季を感じられる豊かな自然が多く残っており、都心から近いのにどこか遠くの田舎にきたような感覚が味わえます。
龍ケ崎市のいいトコ!!
龍ケ崎市で憩い・楽しむ
龍ケ崎のシダレザクラ
根町の般若院の本堂裏手に樹齢約450年とされる見事なシダレザクラがあり、県の天然記念物に指定されています。高さ10メートル以上、目通り幹回り約5メートルという巨樹で、花の季節には一本でさながら桜の森と化します。
農業公園「豊作村」
自然豊かな環境の中でのふれあいと実りをテーマとした公園。園内は約30平方メートルごとに区切られた農業体験が出来るレンタル農園があるほか、ちびっ子たちが遊べる芝生の広場や交流ターミナルもあり、ゆっくりとくつろぐことができます。温室では、花や野菜の苗の販売もしています。
商業祭り「いがっぺ市
毎年11月23日の勤労感謝の日に、商店街をあげて開催される商工会主催のイベント。「いがっぺ」とは「それでいい、かまわない」という意味の方言です。みんなが楽しめる自由な雰囲気の、お金をかけない手作りのお祭りで、会場となる商店街通りの各商店が安売り合戦を繰り広げます。
龍ケ崎市の名所・文化
多宝塔(たほうとう)
国指定重要文化財
相輪に刻み込まれている銘文によると、弘治2年(1556)5月吉日に、江戸崎城主の土岐治英がこの塔を修築し、その時、治英の一族・家臣や僧、番匠・鍛治などの職人たちが多数参加したとなっています。この地方ではほとんど例をみない多宝塔形式で、形式や建立年代の古さからも、この地方においては極めて貴重な建物です。
絹本著色十六羅漢像(けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう)
国指定重要文化財
新田義貞が執権・北条高時を滅ぼした元弘3年(1333)頃・14世紀前半の制作と思われ、16幅揃った羅漢図の古作として当時きっての遺作であり、美術史的価値は高く評価されています。現在、茨城県立歴史館に寄託されています(通常は公開していません)。
八坂神社本殿(やさかじんじゃほんでん)
市指定文化財
文治年間(1185~90)、征夷大将軍源頼朝から地頭として常陸南部を領した下河辺政義が、龍ケ崎の開拓にあたり、台地にある高井の農民を移し、その村と寺院と天王社を分祀したのがはじめであると
龍ケ崎市の特産・名物