高砂市特集
[兵庫県]
「高砂やこの浦舟に帆をあげて・・・」とめでたい席などで謡われる謡曲「高砂」(世阿弥作)で知られる高砂市は、兵庫県南部播磨平野の東部にあります。東に加古川が流れ、南に瀬戸内海を臨み、古くから白砂青松の風光明媚な泊として栄えてきました。
西部の日笠山や中央部の竜山などの山地には多くの遺跡が発見されており、原始・古代の人々の暮らしぶりをしのぶことができます。
高砂市のいいトコ!!
高砂市で憩い・楽しむ
たかさご万灯祭(まんとうさい)
平成18年(2006)9月に高砂町が兵庫県の景観形成指定地区に指定されたのをきっかけに平成19年(2007)に始まったイベント。町を巡る約6キロメートルの路地キャンドル、会場内の歴史的な建物ライトアップや地元の特産品が集まる高砂楽市、町中に響き渡る心地よいジャズの音色。高砂町一帯が幻想的な雰囲気に包みこまれる2日間です。
所在地 | 山陽電車高砂駅南側一帯 |
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ナイトファンタジーイリュージョンNight Fantasy Illusion
高砂海浜公園で行われる音と光で彩る幻想的な夏の夜のイベント。
花火を音楽とレーザーでコラボレーションします。高砂海浜公園全体が劇場となり、今までに見たことのない世界を楽しめます。
所在地 | 高砂海浜公園 |
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船渡御神事(ふなとぎょしんじ)
3年に1度行われ、播州三大祭の一つとして昔から名高い。
神輿をのせた船が幻想的な雰囲気を醸し出します。『播州名所巡覧図絵』にも「飾船萬千の提灯に月星の光奪う」と記されています。
所在地 | 高砂神社 |
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高砂市の名所・文化
荒井神社(あらいじんじゃ)
舒明天皇の時代(629~641)に創建された古社で、鎌倉時代に現在地に遷座。境内には一つの根元から男松と女松が分かれ出ている“結びの松”や武者小路実篤の歌碑があります。
所在地 | 荒井町千鳥2丁目23-12 |
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曽根天満宮(そねてんまんぐう)
菅原道真を祀る神社として知られる神社。九州太宰府に流される途中の道真が立ち寄って、松を手植えしたとされる「曽根の松」。道真の四男淳茂が松のそばに父を祀ったのが曽根天満宮の始まりとされています。
所在地 | 曽根町2286 |
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ひょうたん池(いけ)コウノトリ夢公園(ゆめこうえん)
ひょうたん池の近くにある新池にコウノトリが飛来したのを機に、再来を願ってひょうたん池を改修。
運が良ければコウノトリに会えるかも。
所在地 | 北浜町西浜 |
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高砂市の特産・名物
かしわ餅
「春まで落ちない縁起の良い葉」カシワの葉でもちを包んだのが、鹿嶋神社の参道で売られている「かしわ餅」です。受験などに縁起の良い食べ物とされています。
焼きあなご
播磨灘から明石海峡一帯にかけて良質な豊漁区に恵まれ、昔から脂ののったあなごが獲れていました。香ばしい香りと風味豊かな焼きあなごは、進物用として全国に流通し、多くの人に愛されています。
竜山石
伊保山を中心とした山々から産出され、約1億年前(白亜紀後期)の火山活動でできたものです。細かい加工が可能なため、古代から現在に至るまで全国的にも希少価値の高い高級石材として普及しています。