太子町特集
[兵庫県]
太子町は、兵庫県の南西部、播州平野が広がる西播磨地域の一角にあり、姫路市およびたつの市とそれぞれ接しています。
町内にはJR山陽本線や山陽新幹線をはじめ、国道2号、国道179号などの主要交通網がめぐり、近畿各地や西日本との広域的な橋渡し的役割を担っています。
太子町のいいトコ!!
太子町で憩い・楽しむ
斑鳩寺公園
聖徳太子ゆかりの斑鳩寺地内にあり、付近住民はもとより斑鳩寺参拝者の休憩場所としても利用されています。
太子山公園
太子町のほぼ中心に位置する太子山全体を利用している公園です。桜等の樹木が多数あり、太子山公園の桜が「西播磨花の郷」として兵庫県に認定されました。
夏会式
毎年8月21・22日に施餓鬼法要として営まれます。21日夕方からは納涼祭も開かれ、ステージイベントなどが行われ、境内はにぎわいます。
太子町の名所・文化
斑鳩寺(いかるがでら)
法隆寺のもっとも古い荘園の1つ、鵤荘の中心に聖徳太子が建立したと伝わる寺院です。往古には、七堂伽藍、数十の子院が甍をならべ壮麗を極めましたが、出雲の尼子氏の侵入で播磨が混乱していた天文10年(1541)4月7日の夜明け前の火災で全焼してしまいました。しかし、その後、楽々山円勝寺の円光院昌仙らが龍野城主赤松下野守政秀らの援助を受けて復興を果たし、現在、「お太子さん」として広く信仰を集めています。
所在地 | 鵤709 |
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電話番号 | 079-276-0022 |
楯岩城
巨岩が文字通り楯のように立ち並んでいるところから、楯岩城の名がつけられています。『播磨鑑』によると、楯岩城を築いたのは赤松円心の孫の赤松則弘です。その後、この地を離れますが、嘉吉元年(1441)に赤松貞村が城主になり、以後、5代続いて栄えました。江戸時代、姫路藩士、小屋左次右衛門が城跡に登って描いた見取り図によると、現在のテレビ塔があるところが本丸で、南と西北に伸びる尾根上に、二の丸、三の丸を設けたかなり大規模な山城であったと記されています。
黒岡神社古墳
黒岡神社境内にある、直径約15メートルの片袖横穴式石室古墳です。古墳時代後期の代表的なもので、石棺が現存する珍しい古墳です。
太子町の特産・名物
太子いちじく
鮮度と糖度にこだわった『太子いちじく』は、完熟直前のイチジクを早朝に摘み取り、厳しい品質検査を通ったものだけを出荷しています。適切な時期に防除することにより、農薬の使用を削減し、食の安全にもこだわっています。
松尾のたけのこ
朝掘りした新鮮なたけのこを1本1本選別しながら加工して缶詰にしています。いつでも掘りたて新鮮なたけのこを食べられると町内外に愛好者がたくさんおられます。
太子みそ
町内で作られた米と大豆、塩を使った、安全・安心な食品として、「兵庫県認証食品」の認証を得ています。原料の米と大豆の粒を残して仕上げ、「甘く素朴な味と、原料が見えて安心できる」と幅広い世代の人気を集めています。
「西播磨フードセレクション2015金賞」受賞商品です。