佐用町特集
[兵庫県]
佐用町は兵庫県西部の西播磨地域に位置し、面積は307.44平方キロあります。北部の氷ノ山・後山・那岐山国定公園を源とする千種川は、全国名水百選に選ばれた清流で、町の全域がこの川の流域となっています。町内の同国定公園には、日名倉山をはじめとする600メートル以上の山々がそびえ、山林などの自然的土地利用がその多くを占めています。(林野率81.0パーセント・耕地率6.2パーセント)
また、町の南部の播磨科学公園都市には、世界最高性能の大型放射光施設SPring-8、中部の大撫山には、公開用として世界最大級の望遠鏡を備えた兵庫県立大学西はりま天文台があり、国際的な科学研究の地ともなっています。
佐用町のいいトコ!!
佐用町で憩い・楽しむ
道の駅 宿場町ひらふく
国道373号線沿い、今も当時の面影を残す「宿場町ひらふく」に位置し、地元の特産品やお土産の販売、お食事や休憩、観光の拠点としてご利用ください。
南光ひまわり畑
およそ100万本のひまわりが、南光地域の数か所に分かれて咲き乱れます。一面が黄色の畑の中で、大輪が一斉にこちらを向いて咲く光景は感動を呼びます。ひまわり祭り期間中には、迷路や世界のひまわり、花火大会も楽しめます。
龍山神社祭
多くのかつぎ手に支えられた屋台が、町中を練り歩きます。2夜続けて行われるお宮前の練り回しは、光る電飾がきらびやかで勇壮です。
佐用町の名所・文化
大イチョウ
町の象徴ともいえる大イチョウは、根回り10メートル、高さ28メートル。樹齢1000年ともいわれており、永きにわたり、町を見守り続けています。この大イチョウは、赤松氏が全盛のころ、ここにあった如意輪山満願寺の境内に茂っていたイチョウが大木となったものです。
利神城跡
利神城は池田出羽守由之が改修し、「雲突城」と呼ばれた城郭。現在では、本丸や二の丸などの石垣群が往時をしのばせています。
平成29年に国指定文化財(史跡)になりました。
危険箇所が多いため登山はできません。
三日月藩乃井野陣屋館
元禄から明治までの174年間、三日月藩の政治・文化の中心地として栄えました。発掘調査や史料調査を基に、橋や門、長屋、櫓など当時のようすの一部が再現され、出土品も展示されています。
元禄10年(西暦1697)、津山藩森家の改易に伴って、その分家である森長俊が現在の佐用町三日月の地に移封。佐用町とその周辺を含む1万5千石の藩主となりました。
復元されている物見櫓は、陣屋町に移築復原された表門とともに三日月藩の数少ない江戸時代の現存建築で、陣屋の建築物としては、全国的にも希少で大変貴重であると評価されています。
佐用町の特産・名物
佐用もち大豆
長年、佐用町で栽培されている「佐用もち大豆」。もちもちとした食感が最大の特徴で、甘みが強い大粒の大豆です。大豆は味噌や豆腐、醤油などに加工され、多くのファンから愛されています。
この大豆が、令和元年5月に農林水産物や食品を地域ブランドとして保護する国の地理的表示(GI)に登録されました。大豆としては全国初の登録となり、県内産品の登録は但馬牛、神戸ビーフに続き3例目となります。
ジャンボピーマン
普通のピーマンの3倍の長さがあり、甘みが多いのが特徴。
黒大豆枝豆
町内各所で作られる黒大豆の枝豆です。粒が大きく、湯がいて食べると絶品。