赤穂市特集
[兵庫県]
赤穂市は兵庫県の西南端、岡山県との県境にあり、まちのほぼ中央を名水百選に選ばれた千種川が流れています。また、南は播磨灘に面し、海岸線は瀬戸内海国立公園の一角を占めています。気候は温暖で雨量が少ない典型的な瀬戸内海型気候に属しています。市域は、先土器時代などの古代遺跡が多く残る北部、河口デルタ上に発達した旧城下町の中心部、塩田の開発によって開かれた南部、天然の良港に恵まれた坂越地区の4つの特色ある地区に大別できます。
赤穂市のいいトコ!!
赤穂市で憩い・楽しむ
東御崎展望台広場
瀬戸内海国立公園に位置する御崎一帯は毎年約1,700本の桜が咲き誇り、瀬戸内海の青色とのコントラストが美しい赤穂を代表する名所です。大石内蔵助の銅像が赤穂の街を眺めるように建てられています。
所在地 | 御崎634 |
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兵庫県立赤穂海浜公園
瀬戸内海国立公園赤穂御崎の西、播磨灘に面したかつての広大な塩田跡につくられた、自然がメインのファミリーパークです。園内には、瀬戸内海を一望できる大観覧車などのある遊園地「タテホわくわくランド」をはじめ、全天候型テニスコート16面・動物ふれあい村・無料で遊べる木製アスレチック道具などが整備されています。
所在地 | 赤穂市御崎1857-5 |
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電話番号 | 0791-45-0800 |
市民の夕べ
赤穂の夏を代表するお祭り。メインは2,500発の花火大会で、打ち上げ花火が夜空を華やかに彩ります。
赤穂市の名所・文化
赤穂城跡
慶安元年(1648年)から13年の歳月をかけて築かれた赤穂城は、近世城郭史上非常に珍しい変形輪郭式の海岸平城です。藩の家臣で軍学師範の近藤正純が設計し、そのうち二之丸門虎口の縄張は、当時の著名な軍学者であった山鹿素行の手が加えられたと伝えられています。その構造は戦を強く意識しており、複雑に折れ曲がる石垣、角度を違える諸門に特長があります。修復・復元はもちろん、都市公園としての整備も進むなど、赤穂市のシンボルにふさわしい城跡として蘇りつつあります。
所在地 | 赤穂市上仮屋1番地 |
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赤穂市立歴史博物館
愛称は「塩と義士の館」。1階に国指定重要有形民俗文化財の製塩用具を中心にした「赤穂の塩」、2階に模型・絵図・出土遺物等による「赤穂の城と城下町」、史実と文化の両面側からとらえた「赤穂義士」、出土遺物・映像等で説明する「旧赤穂上水道」の4つのテーマで構成しています。
所在地 | 赤穂市上仮屋916-1 |
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電話番号 | 0791-43-4600 |
旧坂越浦会所
行政や商業などの事務をとるための村会所として天保2~3年(1831~1832年)に建築され、会所であるとともに赤穂藩の藩主専用の休憩所としても使われていました。2階にある部屋「観海楼」からは、坂越湾が一望できた当時の様子をうかがえます。
所在地 | 赤穂市坂越1334 |
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電話番号 | 0791-48-7755 |
赤穂市の特産・名物
鯛の浜むし
大きな鯛を一匹丸ごと赤穂の塩で包み込み、じっくりと蒸しあげる豪快な海の料理。塩田で働く浜男たちが生み出した伝統の味です。
かき
魚介類の宝庫、坂越の海では栄養豊富な海のミルク、かきが名産品です。生かき ならではの捕れたての美味しさをぜひ、ご賞味ください。
赤穂みかん
赤穂のみかんは酸味、糖度とも強い味のこくが特徴で、果実も大ぶりです。秋にはみかん狩りも楽しめ、もぎたてを味わえます。