明石市特集
[兵庫県]
明石のまちは、気候が温暖で、古くは万葉歌人柿本人麻呂によって歌が詠まれた風光明媚な地です。江戸時代には小笠原家10万石(後の松平家8万石)の城下町として栄えるとともに、摂津と播磨との接点に位置する、という恵まれた地理的条件を生かし、交通の要としての役割も果たしてきました。
大正8(1919)年11月1日に、全国で81番目、兵庫県下で4番目の市として誕生。当時の人口は約32,000人、面積は7.7キロメートルでした。その後、昭和17(1942)年に1村(林崎村)を、昭和26(1951)年には3町村(大久保町、魚住村、二見町)をそれぞれ合併し、ほぼ現在の市域となりました。
明石市のいいトコ!!
明石市で憩い・楽しむ
魚の棚商店街
地元では「うぉんたな」の愛称で呼ばれる明石の台所。新鮮な魚介類や練り物、乾物などを扱うお店を中心に約100店舗が並び、観光客にも人気の商店街。
所在地 | 本町1 |
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電話番号 | 078-911-9666 |
明石海浜公園
海に囲まれた総合公園。2014年にリニューアルした、明石海浜プール。スライダーや水上アスレチックなどに子どもたちは大はしゃぎ。テニスコートや屋内競技場も人気です。
所在地 | 二見町南二見8-1 |
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電話番号 | 078-943-0873 |
天文科学館
1960年の開館以来、まちのシンボルとして“時のまち明石”の魅力を全国に発信し続けています。同館のプラネタリウムは、稼動期間日本一の記録を今も更新中。「時のまち」と共に、明石といえば“時”をイメージする人が多くみられます。
明石市の名所・文化
明石城(明石公園)
明石駅北側に位置し、約54.8ヘクタールの広大な敷地を誇る公園。江戸時代初期に築城された明石城や、豊かな自然、スポーツ・文化施設があることから、市民の憩いの場として親しまれています。
旧波門崎燈籠堂
通称「明石港旧灯台」。記録では明暦3年(1657年)の5代明石藩主・松平忠国の時に築かれたとされます。現存する石造りの燈籠堂としても古く、市の指定文化財に指定されています。
所在地 | 港町2-9 |
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電話番号 | 078-918-5042 |
藤江の的射
市無形民俗文化財に指定されている神事。大前や弓立衆とよばれる5人の氏子が30メートル先の的に21本の矢を射て、悪霊を払い、豊作、豊漁を祈る神事です。
所在地 | 御崎神社 東藤江2丁目15 |
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電話番号 | 078-923-4627 |
明石市の特産・名物
明石だこ(マダコ)
明石海峡の潮流にもまれ、引き締まった身と歯ごたえ、旨みが特徴で、「明石だこ」として市内外にその名をとどろかせています。
玉子焼(明石焼)
あげ板の上に黄色のふわふわ丸い生地が並び、中にはプリプリのたこが入った玉子焼。100年以上の歴史を誇ります。
日本酒
明石は、神戸の「灘」に対し、「西灘」と呼ばれる酒どころ。江戸時代から続く明石の酒造り文化は、現在も酒蔵によって守り続けられており、独特な香りと芳醇な味は銘酒の証です。