別海町特集
[北海道]
別海町は、北海道の東部、根室管内の中央部に位置し、東西61.4キロメートル、南北44.3キロメートルに広がる町です。東はオホーツク海に面し、根室市、標津町、中標津町、標茶町、厚岸町、浜中町の6市町と接しており、西別川の河口が大きく曲がっていることに由来するアイヌ語「ペッ・カイェ」が町名の語源といわれています。北海道らしい大平原が広がる牧歌的な風景が見られる一方、東部には日本最大の砂嘴である野付半島、南部には風蓮湖があり、3市町(根室市、別海町、標津町)にまたがって野付風蓮道立自然公園を形成するなど、さまざまな景観を有し、自然条件に富んでいます。生乳生産量日本一であり、漁業も盛んな町として注目を集めています。
別海町のいいトコ!!
別海町で憩い・楽しむ
野付半島の花観光
野付半島は全域が天然のお花畑になっています。色とりどりの花のじゅうたんが次々と衣替えをします。また、時にはタンチョウの優雅な舞いを見ることもできます。
野付湾クルージング
外海クルージング
野付の自然を肌で感じるなら、尾岱沼を出発する観光船が便利です。目的に合わせて各種コースを選ぶことができます。
氷平線(ひょうへいせん)を歩く
水深が浅い野付湾は厳冬期に一面結氷するため「凍った海の上を歩く」という特別な体験をすることができます。体験にはガイドが同行します。
別海町の名所・文化
北海シマエビ漁
夏と秋に行われる北海シマエビ漁。三角の帆をはためかせて静かにすべる打瀬舟(うたせぶね)は浅い海底の海草を傷つけないよう帆で風を受けて進む漁法で、明治時代から変わらないこの漁法は、尾岱沼の風物詩になっており、北海道遺産にも選ばれています。
氷下待網漁(こおりしたまちあみりょう)
分厚い氷に穴を開け、氷の下に網を仕掛ける氷下待網漁ではコマイやワカサギ、チカ等が水揚げされます。厳冬期に結氷する野付湾と風蓮湖で代々行われる伝統の漁です。
別海町の特産・名物
別海牛乳・チーズ
別海の牛は、大自然でのびのび暮らしているため健康そのもの!
そんな牛から作られた質の高い生乳やチーズは格別です。年間49万トンの生乳を生産する町ならではの特別な味を、是非ご賞味あれ!
北海シマエビ
北海シマエビが生息する野付湾は、干潮時には干潟が露出するほど浅い海域にアマモやスガモが密生しています。これらの海草は北海シマエビをはじめ多くの生物たちのすみかであり、風を受け、三角の帆をはためかせて静かにすべる打瀬舟の情景は尾岱沼(おだいとう)の風物詩になっています。
西別鮭
西別鮭の味の秘密は、清冽(せいれつ)な西別川の水質と川底に無数に存在する「味の笛」と呼ばれるパイプ状の河石による相互作用であるといわれており、他に類のない味を生み出しています。江戸時代には、徳川幕府への献上品となったほど質の高い海産物です。
野付(のつけ)産ホタテ
野付沖のホタテは、とにかく肉厚で味わい濃厚なのが特徴です。首都圏のお寿司屋さんや高級レストランでも一級品のホタテとして重宝されています。おいしさの秘密は、野付半島から国後島(くなしりとう)まで最短で16キロメートルの狭い海峡にあります。餌となるプランクトンを豊富に含んだ潮が勢いよく流れ込み、最高品質のホタテが育ちます。