網走市特集
[北海道]
「網走」という地名は「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地)から出たとも、「アパ・シリ」(入り口の地)あるいは「チバ・シリ」(幣場のある島)などの諸説があって定まりませんが、いずれにしろ「アパシリ」というアイヌ語を漢字にあてたものとされています。
網走市のいいトコ!!
網走市で憩い・楽しむ
フラワーガーデン「はな・てんと」
市民の皆さんとアドプト・プログラムで一緒に育てていく花園です。サルビア(赤・青)、マリーゴールド(黄・オレンジ)、ケイトウ(赤)、ベゴニア(ローズ・白)の花をご覧いただけます。
濤沸湖(トウフツコ)(白鳥公園)
2005年11月8日にウガンダの首都カンパラで開催された「第9回ラムサール条約締結国会議」で濤沸湖がラムサール登録湿地に正式決定しました。オホーツクの海岸線から、国道沿いに広がる濤沸湖はオホーツクを代表する景観のひとつです。10月頃、餌をもとめて飛来する白鳥の観察ポイントです。間近に白鳥を観察することができます。
あばしりネイチャークルーズ
クジラ・イルカ・ウミドリウォッチング
オホーツクの海原で、クジラやイルカ・ウミドリなどをウォッチング!
網走市の名所・文化
天都山
網走国定公園のほぼ中心にありオホーツク海をはじめ、網走湖、能取湖、濤沸湖、藻琴湖、はるか世界遺産の知床や国立公園の阿寒の山並まで壮大な眺望。冬期はオホーツク海をうめつくす流氷も一望できる。
昭和13年12月14日に国指定名勝に指定されました。
ポンモイ柱状節理
大規模に広がっている安山岩の柱状節理は、市街地至近の距離に位置し、オホーツク海の碧と調和して美しい海岸景観を呈するとともに崖面に露頭する多角形断面はその形状種類が多く、岩漿運動(マグマ)の複雑な様相を調べるうえでも地質学上貴重な価値がある。
昭和58年3月5日に市指定天然記念物に指定されました。
旧網走監獄庁舎
左右両端後方に両翼を延ばし、コの字形平面を呈する木造平屋建、建築面積498平方メートルの建物で、正面の切妻破風に半円アーチを設け、入母屋造の玄関ポーチの妻壁に旭日章を飾る。外壁は下見板張ペンキ塗で、腰を堅板張とし、上下窓を連続させる。近代行刑施設における庁舎建築の好例。
平成28年2月9日に国指定重要文化財に指定されました。
網走市の特産・名物
行者菜(ぎょうじゃな)
行者菜とは、「行者ニンニク」と「ニラ」を交配させた野菜です。見た目や食感は「ニラ」に似ていますが、味や香りの特性は「行者ニンニク」に近い地域限定の野菜です。
うに
網走のウニは「エゾバフンウニ」。鮮やかなオレンジ色で、甘くとろけるような食感が特徴です。
かまぼこ
かまぼこの原料である“スケトウダラ”はかつて日本の漁獲量ナンバー1の魚でした。しかし、鮮度の低下が早く、そのまま冷凍すると変色してしまいます。そこで昭和35年、北海道立水産試験場(網走市)で開発された『冷凍すり身』が企業化されたのは網走が最初です。