下仁田町特集
[群馬県]
下仁田町は群馬県の西南部にあり、町域の形状は東西に17.50キロメートル、南北に10.25キロメートルと東西に長く、総面積は188.38平方キロメートルです。
総面積のうち約85パーセントが山林及び原野で占められ、美しい山並みや清らかな渓流など豊かな自然に恵まれた農山村であり、古くは関東と信州を結ぶ街道により交通の要衝として栄えた歴史ある町です。
周囲は、標高1,000メートルを越える急峻な山々に囲まれ、町の中央を「長野県境を源とする鏑川と国道254号線」が東西に貫き、それに沿って約80の集落が点在しています。気候は、年平均気温12.1度、年間降水量1,546ミリメートル、降雪は年2~3回程度と穏やかです。
下仁田町のいいトコ!!
下仁田町で憩い・楽しむ
下仁田ジオパーク
「じぃとばぁ」や「荒船山」などは、大昔の火山が長い時間をかけて作り出した独特の山並みをしています。このように下仁田町の大地には地球の記憶が秘められており、町内全域が日本ジオパークに認定されています。
所在地 | 青倉158-1 |
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電話番号 | ジオパーク下仁田協議会事務局(下仁田町自然史館内)0274-70-3070 |
下仁田あじさい園
町の東の玄関口に位置し、6月には約2万株のあじさいと、8月には約1,200本のサルスベリが、色鮮やかな姿で景色を彩ります。
所在地 | 馬山1471-1 |
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下仁田ねぎ祭り
獲れたての下仁田ねぎをその場で楽しめるこのお祭りには、町内外から約1万人以上が訪れます。会場にはさまざまなねぎ料理が並びます。
所在地 | こんにゃく手作り体験道場前広場・仲町通り |
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下仁田町の名所・文化
荒船風穴
明治から昭和初期にかけ、天然の冷風を使用して蚕種を貯蔵した施設跡。平成26年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として、世界文化遺産に登録されました。涼しい風を肌で体感しながら、かつての近代産業の繁栄を感じとれる史跡です。
所在地 | 南野牧10690-2 |
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電話番号 | 下仁田町歴史館0274-82-5345 |
山際稲荷神社例大祭
下仁田町に春を告げるお祭りとして、 3月下旬頃の土日に開催されます。土曜日は山車が町内を巡行します。
所在地 | 山際稲荷神社(山車巡行は町内) |
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諏訪神社秋季例大祭
江戸時代から180年以上続くお祭りです。神事や神輿渡御が執り行われた後、7地区の山車巡行が行われます。山車同士のお囃子の競り合いでは、力強くも繊細な音色を奏でます。
所在地 | 下仁田町市街地 |
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下仁田町の特産・名物
下仁田ねぎ
この地ならではの粘土質に細かな砂礫が混じった土壌と、冬霜枯れがするような低温の環境が揃うことで生まれた下仁田ねぎ。加熱すると驚くほどやわらかく甘くなり、トロリとした食感が特徴です。
下仁田のこんにゃく
下仁田町は、こんにゃくを栽培・精粉する上で必要な天候や土地の形状などが揃っていたこともあって、今では精粉量日本一。下仁田のこんにゃくは舌触りや味染みが良いと評判の高い名物です。
下仁田かつ丼
大正時代から伝わる下仁田の味。ふたがしまらないほどの大きなかつが特徴。