土岐市特集
[岐阜県]
本市は、岐阜県の東南部に位置し、東は瑞浪市、西は多治見市及び可児市、南は愛知県瀬戸市、豊田市、北は御嵩町に接しています。名古屋市からは40キロメートル圏にあり、鉄道で名古屋駅まで約40分の距離にあります。
土岐市のいいトコ!!
土岐市で憩い・楽しむ
織部の里公園
元屋敷窯は美濃窯最古の連房式登窯で当時の姿をよく留めており、その重要性からここ一帯が昭和42年に国指定史跡となりました。織部の里は、この元屋敷窯周辺を「歩く」「見る」「触れる」ことで美濃桃山陶への理解を深め、楽しむための公園です。
所在地 | 泉町久尻1246番地の1 |
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稚児岩大橋
稚児岩を見下ろす肥田川の渓谷に架かり、橋の四方にはブロンズ像が設置され、付近の展望台からは中央アルプスや御岳の美しい景色が満喫できます。ポケットパークやカラー塗装の歩道も整備されています。ぜひ歩いてみませんか。
所在地 | 肥田町(どんぶり会館東) |
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曽木公園の紅葉
真っ赤に紅葉したカエデが、大小8つの鏡のような池に移る「逆さ」もみじが幻想的。土岐を代表する紅葉スポットです。
所在地 | 曽木町 |
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土岐市の名所・文化
元屋敷陶器窯跡
400年前の桃山時代、美濃地域は日本最大のやきもの産地でした。「大窯」・「連房式登窯」と呼ばれる地上式の窯は当時の技術の粋を極めたもので、ここで生産された陶器は全国へと出荷されました。織部の里公園にある元屋敷窯は美濃窯最古の連房式登窯で当時の姿をよく留めています。
所在地 | 織部の里公園 |
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穴弘法
高山城跡の東谷岩壁に掘られた数十個の穴に100体ほどの石仏が安置され、歴史を静かに見守っています。11月中旬頃には紅葉のライトアップが行われます。
所在地 | 土岐津町高山 |
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高山城跡
土岐の主要な市街地を一望できる山城跡。現在は、市民の憩いの場として整備されています。
所在地 | 土岐津町高山 |
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土岐市の特産・名物
美濃桃山陶「黄瀬戸」
薄めの生地に灰釉を薄く掛け、焼成することによって黄色に発色してできたやきもの。薄作りで釉薬の焼け具合がしっかりとしていて、菊や桜の印花、菖蒲や梅の線彫り文様を施した黄瀬戸と、やや肉厚で文様を付けていない、明るい光沢のある黄瀬戸の趣の異なる2つの種類に大別されます。皿、向付、鉢、花生、水指、香合などの作品が生み出されています。
美濃桃山陶「志野」
長石釉を厚く掛けて、高温の大窯で焼成した白い器。ゆず肌のような小さな穴や自然に生まれた緋色が素朴な味わいを醸し出します。土と釉薬だけで焼き上げる無地志野、鉄絵具で絵付けをした絵志野、酸化鉄で化粧をして長石釉を掛けた鼠志野のほか、赤志野、紅志野、紫志野、練込志野などがあります。茶碗や水指といった茶陶に優れた作品が多くあります。
美濃桃山陶「織部」
一般的に銅緑釉のやきものを指しますが、鉄釉の長石釉も使われます。種類は実に豊富で、見る人を驚かせる意匠が特徴。歪んだ茶碗、瓢げた茶碗が織部の生み出した様式です。一部に銅緑釉を掛けて残りの部分に鉄絵具で文様を描いた後に白釉を施した青織部をはじめ、黒釉を掛けた織部黒、その一部分に鉄絵具で文様を描いて白釉を掛けた黒織部などがあります。