国見町特集
[福島県]
国見町は、福島県の中央北部に位置し、北は宮城県白石市、東は阿武隈川を挟んで伊達市、南は桑折町と隣接しています。
県都福島市からは16.5キロメートルの距離にあり、仙台市、山形市、郡山市にはそれぞれ60キロメートル圏内の距離にあります。奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた福島盆地(信達盆地)の地勢にあり、総面積は37.95平方キロメートル、標高は中央部で76メートル、山間部は100~150メートルです。南北に国道4号、JR東北本線(藤田駅・貝田駅)、東北自動車道、東北新幹線が縦断し、さらに東北自動車道には国見インターチェンジを有し、交通の便に恵まれています。
国見町のいいトコ!!
国見町で憩い・楽しむ
中尊寺蓮
平泉中尊寺・金色堂に伝わる藤原泰衡(第4代当主)の首桶に納められていた蓮の種から開花した「中尊寺蓮」。株を譲り受け、地域の方々により大切に栽培されています。
所在地 | 国見町大字西大枝字原前道下地内 |
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御滝神社湧水
古くから豊かな実りを支えてきた湧水。豊作を水神に祈った古い信仰を今に伝え、豊富な水量が聖域を形成しています。昭和61年(1986)には、「ふくしまの水30選」に認定されています。
所在地 | 国見町大字光明寺字滝沢19 |
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阿津賀志山山頂(展望台)
町のシンボルである阿津賀志山(標高289メートル)。山頂の展望台から望む福島盆地や吾妻・安達太良連峰の眺望は町の自慢のひとつです。
所在地 | 国見町大字大木戸字阿津加志山三地内 |
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国見町の名所・文化
内谷春日神社太々神楽
明治15年(1882)に田村郡より伝来したと伝わる出雲流神楽。地域の人々により継承されており、毎年春の祭礼で奉納されます。
鹿島神社例大祭
2日間にわたって開催される秋祭り。商店街が祭り一色に染まります。山車のぶつかり合いは圧巻です。
奥山家住宅洋館・主屋
大正10年(1921)に建築された、和洋両方の接客空間を備えた近代建築。洋館は、八角の塔屋・タイル貼りの外壁・高い積石の土台を持ち、豪商・政治家であった奥山家を象徴する建物です。
所在地 | 国見町大字藤田字北地内 |
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国見町の特産・名物
りんご
清楚な白い花が、やがて糖度の高い真っ赤なりんごへと変わります。奥羽山脈と阿武隈山地に囲まれた国見の土、水、光たちが赤く、甘く育てます。
あんぽ柿
一つ一つ丹念に皮を剥き、独自の技術で乾燥させると甘み豊かなあんぽ柿ができます。あめ色の果肉はゼリーのような食感。品の良い自然の甘さは、大地と太陽の恵みを感じさせる絶品です。
あつかしさん
国見町献穀米「天のつぶ」100%で仕込み、上品な香りと力強い味わいの「国見あつかしさん 純米吟醸酒(火入れタイプ)」と「初しぼり純米吟醸酒(生タイプ)」、そして、福島県オリジナル酒米「夢の香」で仕込んだ「国見あつかしさん極(きわみ) 純米大吟醸」が誕生しました。