新宮町特集
[福岡県]
新宮町は福岡県の北西部、北九州市と福岡市の間にあります。新宮町役場がある緑ケ浜一丁目1番1号は、東経130度27分、北緯33度43分です。新宮町から福岡市までの距離をJR鹿児島本線でみると、新宮中央駅から博多駅(福岡市)まではわずか14.8キロメートルで、福岡市の隣町としてその影響を強く受けています。北西は玄界灘に面し、新宮漁港から北西約7.5キロメートル先には相島があります。町は東西が8 . 5キロメートル 、南北が5.7キロメートルと東西に長く、やや「く」の字に曲がっています。
新宮町のいいトコ!!
新宮町で憩い・楽しむ
新宮海岸
青い砂浜と青い松林の美しい景観を楽しめる散策コースとして、また夏季は海水浴場として親しまれています。
立花山
標高は367メートル。立花口から登山道を登れば頂上まで約1,600メートルで、比較的登りやすい登山道コースです。山頂では雄大な景色をお楽しみいただけます。
玄界灘からも望見され、昔から海陸交通の目印となっていました。山頂からは玄界灘や博多湾などの近郊の街並みを見渡せます。
相島
町営渡船でわずか20分の海上に浮かぶ相島は万葉集や続古今和歌集に詠われた歴史ある島です。
島内に点在する史跡や、大自然の造形美が見どころです。
新宮町の名所・文化
横大路(よこおおじ)家住宅(千年家)
伝教大師(最澄)が独鈷寺建立のため宿泊したお礼として「横大路」の姓と「毘沙門天像」「法理の火」「岩井の水」を授けられたといわれています。これらを大事に守れば子孫が栄え家は絶えることがないと言われ、その家系は現在も続いています。「法理の火」を長い間守ってきたことから「千年家」とも呼ばれています。
梅岳寺(ばいがくじ)
立花氏の菩提寺で、天正3(1575)年、立花山城主戸次(立花)道雪の母を葬り、その法名にちなんで養孝院梅岳寺と改称しました。その後、天正13(1585)年、道雪のなきがらもここに葬り、現在では道雪、道雪の母、家臣の薦野増時の3人の墓が残されています。
太閤水
豊臣秀吉が鹿児島の島津氏を平定した天正15(1587)年、同行していた堺の茶人、津田宗及が茶をたてようと堀った井戸。秀吉が博多からの帰途、この水を口にしたことから「太閤水」と呼ばれるようになりました。
新宮町の特産・名物
新鮮な海の幸
新宮町では、塩ウニ、イワシ・アジの干物、ワカメ、テングサなどたくさんの海産物が楽しめます。
立花みかん
太陽の恵みを受け、愛情たっぷりに育てられた立花のみかんは、皇室に献上されたこともあり、「献上ミカン」としても知られています。
あまおういちご
福岡県のブランド「あまおう」は、「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字をとって名付けられました。新宮町でも多くの農家で栽培されています。