大野城市特集
[福岡県]
西暦665年水城大堤とともに築かれた我国最古の山城「大野城」にその名を由来し、古い歴史と豊かな自然に恵まれた緑のまちです。
現在の市域が一つの自治体として発足したのは、明治22年の村制の施行による大野村の誕生で、当時の人口は、3,855人でした。その後、昭和25年に町制を施行し大野町となり、このころから人口の流入が始まりました。この傾向は昭和30年代の後半から強まり、人口の急増が続きます。このような中で、昭和47年4月に市制を施行し、平成24年4月には市制40周年を迎え、平成28年8月には人口10万人に達しました。
福岡市の南に隣接し、古くから博多と大宰府を結ぶ交通の要所として繁栄し、今も国道3号や九州自動車道、福岡都市高速道路、JRと西鉄電車が通り、福岡空港にも近い、交通の便に恵まれ、また、東北部の四王寺山や乙金山、南部の牛頸山などを中心に貴重な緑も残っているため、住みやすいまちとして人口増加が続いています。
大野城市のいいトコ!!
大野城市で憩い・楽しむ
四王寺県民の森
東北部に大野城跡の四王寺山一帯が明治100年を記念して公園化された「四王寺県民の森」。この四王寺県民の森は大野城市・太宰府市・宇美町にわたる342ヘクタールの広大なスケールの公園です。
緑とのふれあいの場として、花・木や野鳥のさえずりが楽しい遊歩道や市内が一望できる展望台があり、四季を通じて散策やレクリエーションを楽しむたくさんの人が訪れます。
所在地 | 福岡県糟屋郡宇美町大字四王寺 |
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電話番号 | (823)7373 |
おおの山城大文字まつり
市内最大のまつりで、毎年6万人以上の人でにぎわいます。
まどかフェスティバル
みどりの広場・まちづくり産業展・生涯学習展・心の教育フェスティバル・健康・食育フェスティバル・御笠川・牛頸川・平野川フェスタ・まどか文化祭・国際交流フェスティバルなどを同時開催する秋の一大イベントです。
大野城市の名所・文化
水城~第一の守り~
664年(天智3年)に築造された水城は大宰府を守るための長大な土塁で、福岡平野が最も狭くなる場所に造られました。全長1.2キロメートル、幅80メートル、高さ10メートルの土塁とその前面にある幅60メートルの濠から成ります。濠に水を蓄えたことから水城と名付けたことが日本書紀に記述されています。また、水城と同じ構造・機能を持ち、小さな谷を塞いだ小水城も造られ、大野城市内では旭ケ丘1丁目に上大利小水城があります。
所在地 | 大野城市下大利5-761‐2(水城ゆめ広場)ほか |
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電話番号 | (558)2206 |
市民ミュージアム大野城心のふるさと館
歴史・こども・にぎわいをキーワードに、「ふるさと大野城」をまるごと体感し、学ぶことができる施設です。
所在地 | 曙町3-8-3(大野城まどかぴあ南隣) |
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電話番号 | (558)5000 |
平野神社
創建は9 9 0年代と伝わる市内最古の神社。
大野城市の特産・名物
大野城蜂蜜
大野城蜂蜜は、大野城市に 生息する希少な「日本ミツバチ」から採蜜した“貴重な蜂蜜”。大野城市内だけの限定販売商品です。
貨布せんべい
大野城の文化財「貨布」を焼印したせんべい。3種類の味があります。仲島遺跡から出土した、青銅製の「貨布」は日本でただ一例の貴重な文化財です。
大野城 鶏ぼっかけ
親睦の場での〆の料理や家庭の手頃な料理として、ご飯に醤油味の鶏の汁物をかけて食べていたことから、「ぼっかけ」と呼ばれています。