大川市特集
[福岡県]
大川市は、日本有数の家具産地であり、古賀メロディーを生んだ文化の薫りあふれる街、そして自然が育む美味しい幸に恵まれた豊かな街です。
長い歴史と伝統に培われた技が生み出す木工芸品が見せる年輪模様のように、未来に向かって美しい年輪を重ねるため、今、さらなる一歩を刻みはじめます。
大川市のいいトコ!!
大川市で憩い・楽しむ
筑紫平野(ちくしへいや)
福岡県・佐賀県の南部、有明海の湾奥に面する九州最大の平野。南東を耳納山地・筑肥山地、北西部を脊振山地、北東を古処山、馬見山などに囲まれ、面積は約200平方キロメートル。九州最大の河川である筑後川および矢部川、嘉瀬川、六角川などの河川により形成されました。
白鷺の樟(しらさぎのくす)
風浪宮の境内には、神功皇后を助けた白鷺が止まったとされる樹齢約2,000年の樟が今も残っています。幹回り8メートル余り、幹には大人2~3人が入れる空洞があり、神霊が宿る御神木として信仰されています。
筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)
昭和10(1935)年に架設された可動鉄橋。筑後川の水位は干満差の大きい有明海に大きく影響されるため、列車通過時には可動桁を下げ線路をつなぎ、それ以外は船の往来のため可動橋を上げる構造になっていました。現在は遊歩道として一般に開放され、夜間にはライトアップされます。
大川市の名所・文化
風浪宮(ふうろうぐう)
神功皇后ゆかりの由緒ある神社で、地元では「おふろうさん」と呼ばれ親しまれています。今から約1,800年前に皇后の前にこつ然と現われた白鷺を勝運の道を開いた少童命(わだつみのみこと)の化身であるとして、白鷺の止まった所にお社を建てたのが起源だと言われています。
旧吉原家住宅(きゅうよしはらけじゅうたく)
柳河藩小保町の別当職を代々務めた吉原家の居宅。高度な多様性を見せた欄間、細部にまで意匠を施された室内は、大川木工の伝統の技の結集ともいえる芸術品です。資料館では小保・榎津地区の町並みについても紹介しています。
高橋家住宅
宝永7(1711)年から続くお酢の醸造元(株式会社 庄分酢)の建物。築290年以上を誇る代表的な建築物で、その母屋は市の文化財にも指定されています。屋内では、昔ながらの製法によって完成した商品が販売されています。
大川市の特産・名物
川アンコウ
臭みがなくあっさりとした味わいのなまずは、産後回復のため古くより食されていました。
福岡有明のり
有明産の「のり」は、香りがよくてやわらかく、口に含むとふんわりと溶けます。味、品質ともに最高級品として知られています。
えつ
筑後川に生息する幻の魚えつは、あっさりと美味。刺身、唐揚げ、膾(なます)、塩焼き、煮付け、すり身の団子など料理は多彩です。新鮮なえつ料理を楽しみながらの舟遊びは、夏の風物詩として好評です。