岡垣町特集
[福岡県]
岡垣町は、JR鹿児島本線や国道3号、国道495号と交通の主要幹線が通り、福岡市や北九州市などの都市圏への交通アクセスが良い町です。交通の利便性に恵まれながらも、海や山などの美しい自然が豊かであり、その自然からもたらされる地下水約85パーセントのおいしい水道水が町の魅力の一つとなっています。また、海を見ながらのサイクリングや四季折々のフルーツなど、1年中自然を満喫でき、都会のすぐそばにありながら、暮らしがまるごと自然と一体となった“ゆったり いいとこ おかがき”を実感できるまちです。
岡垣町のいいトコ!!
岡垣町で憩い・楽しむ
三里松原
波津から芦屋町の境界まで延々と続いている、三里松原の砂浜は、季節を問わず散歩コースには最適です。潮の香りがする澄んだ空気のなか、寄せては帰っていく波の音を聞きながら、真っ白な砂の上を歩いてみましょう。
海の青と砂浜の白、松原の緑。そのコントラストが織り成すとっても気持ちのいい空間を肌で感じてみませんか。
波津海水浴場
昭和3年に開設された波津海水浴場は、夏のリゾート地として町内外から多くの海水浴客が訪れ、親しまれてきました。水質に恵まれた波津海水浴場は、家族連れに人気です。平成18年には快適な海水浴場として環境省の快水浴場百選に選ばれました。毎年7月下旬の週末に開催される「サマーフェスタin波津海岸」では、小学生が参加できる地引網体験やそうめん流しなど、夏を満喫できる催しが盛りだくさんです。
金毘羅山
JR海老津駅の南にある金毘羅山。標高は約140メートルで、その頂上には白峰神社があり、中心市街地を始め、町の北東部地域を望むことができます。金毘羅山は、三里松原とともに、福岡県の快適な環境スポット30選にも選ばれ、地元の人たちだけでなく町内外から散策に訪れる人が絶えません。
この山の北、海老津駅側の斜面には約200本の桜、ソメイヨシノが植えられ、その桜の間を縫うようにゆるやかな遊歩道が山頂へ続いています。桜の花が咲く季節になると多くの人が、その薄紅色の花を楽しみに訪れます。遊歩道を歩きながら、下から見上げる桜、山頂から見下ろす桜。思い思いの場所から様々な桜が楽しめます。
また、この桜の花はJR海老津駅からも見ることができ、通勤・通学などで駅を利用する人のほか、岡垣町を訪れる人たちの目を楽しませてくれます。
岡垣町の名所・文化
髙倉神社
神功皇后伝説にまでさかのぼる古い縁起を持つ髙倉神社は、旧遠賀郡18か村の総社として古くから信仰を集めています。その社の中、堂々とした社殿を持つ境内は、今も岡垣町民の大切な場所です。
九州鉄道・海老津赤レンガアーチ
九州鉄道(国鉄の前身)が1890年(明治23年)黒崎~赤間の開通時に、ドイツ人技師によりイギリス積という技法で設計、建造されました。当時はトンネルがなく、城山峠を越えていましたが、難所として有名です。九州で最古級の鉄道遺跡です。
玉雲山龍昌禅寺
開運・安産・諸病平癒の祈願を行う「疝癪(せんじゃ)封じ」で知られる龍昌寺は曹洞宗の禅寺で、1490年代に麻生弘繁が建立し、1617年(元和3年)に井上周防が再興しました。
岡垣町の特産・名物
漢方巨峰
岡垣町では8月から9月にかけて「漢方巨峰」が収穫されます。肥料や消毒に漢方薬が使われており、体にやさしく安心して食べていただけます。巨峰狩りも楽しむことができ、もぎたてのおいしさを思う存分味わうことができます。漢方薬ならではの体にいいことがありそうです。
イチゴ
岡垣産の主な品種は「あまおう」です。「あまおう」は、豊かな大地と太陽の恵みをいっぱい受け、大きく甘く育ち、12月から5月にかけて味わうことができます。北九州市近郊はもちろん関東の市場でも大人気です。
高倉びわ
岡垣町を代表する果物として有名なのがビワです。福岡県下で生産量1位を誇り、高倉びわとして、福岡市や北九州市に広く紹介されています。町内の山間地に多く栽培され、ハウス栽培による早期ものは3月から、露地栽培は5月から収穫期を迎えます。
代表的な品種は、茂木、湯川、田中、つぐも等です。どれも食べると、口いっぱいに甘さが広がります。