中間市特集
[福岡県]
中間市は、福岡県の北部に位置し、北九州市と遠賀郡、鞍手郡に接しています。市の中央をちょうど南北に一級河川の遠賀川が流れていることから、市域は通称「川東(かわひがし)」と「川西(かわにし)」に分かれています。
北九州市側となる川東には、なだらかな丘陵を背景に閑静な住宅地と商業地などを形成し、市の人口の9割が集中しています。川西の広々とした平野部には、美しくのどかな田園風景が広がり、市の振興方針による工場団地が立地しています。
中間市のいいトコ!!
中間市で憩い・楽しむ
筑前中間川まつり
毎年8月15日に行われる灯籠流し。
清く涼しい水辺の中に漂う灯籠の灯りに故人を偲びます。
所在地 | 市役所前遠賀川河川敷 |
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筑前中間さくら祭
市内最大の公園である垣生公園では約1,000本の桜が咲き誇ります。期間中は提灯によるライトアップが行われ、昼夜それぞれの美しい桜をみることができます。
所在地 | 垣生公園 |
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筑前中間やっちゃれ祭
「やっちゃれ」とは「やってやろうじゃないか」の意味。ふるさと意識の向上や地産地消の啓発を図る催し満載の市民参加型のまつりです。日本舞踊など中間市の伝統文化を披露する「芸能まつり」や子どもみこし、キッズダンスなどが行われ、子どもから大人まで楽しめる秋まつりです。
所在地 | なかまハーモニーホール周辺 |
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垣生公園
約15万平方メートルもの広さがある市内最大の総合公園は、自然豊かな市民の憩いのスポット。公園内の遊具は子どもたちに大人気。春夏限定の貸しボートもおすすめです。
所在地 | 中間市大字垣生字八ツ廣428 |
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屋根のない博物館
モアイ像やスフィンクスなど、世界中の有名な石像のレプリカ30体余りを配した緑豊かな青空博物館。中間にいながら古代遺跡を散策できるユニークなスポットです。
所在地 | 中間市中央二丁目 |
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中間市の名所・文化
遠賀川水源地ポンプ室
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つ「遠賀川水源地ポンプ室」は遠賀川の河口から約12キロにある官営八幡製鐵所の送水施設。官営八幡製鐵所の第一期拡張計画に伴う工業用水不足を補うため1910年に中間市で操業を開始。明治建築の典型的なレンガ建造物で、動力は蒸気から電気に変わりましたが現在も稼働し続けています。
所在地 | 中間市土手ノ内一丁目3-1 |
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電話番号 | 093-245-4665 |
垣生羅漢百穴(はぶらかんひゃっけつ)
公園内の羅漢山を中心に散在する横穴墓群は、古墳時代後期(約1400年前)のお墓です。これらの横穴墓からは、多くの副葬品が出土し、歴史民俗資料館に展示されています。内部の構造は、当時の住居を模倣したものもあり、約200年にわたって造営され続けたと考えられています。
堀川(ほりかわ)
福岡藩初代藩主黒田長政が遠賀川治水のため立案したのが堀川工事です。この工事は長政の死によって中止されますが、六代藩主黒田継高の時に再開されます。工事は「車返し切貫」など困難の連続でしたが、宝暦12年(1762)に竣工します。これにより、中間唐戸から洞海湾までが人工河川でつながり、舟運や石高増に非常に大きな役割を果たしました。
遠賀橋(おんんがばし)
遠賀橋は、中間市を東西につなぐ橋。明治時代末になると産業の発展に伴い交通も発展し、1919(大正8)年遠賀川に遠賀橋が架けられます。最初の橋は木製でした。現在の橋は三代目になります。