鞍手町特集
[福岡県]
鞍手町は福岡県の北部に位置し、百万都市・福岡市と北九州市のほぼ真ん中にあります。北は遠賀町と中間市、東は遠賀川を隔てて北九州市八幡西区に接し、南は直方市と宮若市が六ヶ岳山系の稜線を境とし、西に西山山系を界して宗像市に連なっています。
鞍手町のいいトコ!!
鞍手町で憩い・楽しむ
鞍手公園
江戸時代から昭和40年代にかけて、炭鉱が盛んであった頃には「山の神」(炭鉱の神様)が祀られていました。現在では、春に桜を見に多くの人が集まる名所になっています。
六ヶ岳
本町南部の山岳で旭岳(339メートル)を最高峰とし、天冠、羽衣、高祖、崎戸、出穂の6つの峰からなります。宗像神社の祭神である三女神は、初めこの山に天下り、その後宗像に移り住まれたという伝説を持ちます。登山道は鞍手町のほか直方市、宮若市の3つがあり、それぞれのルートから登山が楽しめます。
鞍手町の名所・文化
剣神社遷宮行列(つるぎじんじゃせんぐうぎょうれつ)
遷宮は4年毎に行われます。日没とともに行われる神事の後に神輿(みこし)が剣神社(つるぎじんじゃ)を出立し、大名行列が後に従います。大名行列は、お潮井取りの神事の間は待機し、お潮井取りが終わると行列を仕立てて、「エーイ、エーイ」の先ばらいの声とともに、木月の町筋をゆっくりと練り歩いて神社へと戻ります。
六嶽神楽(むつだけかぐら)
六嶽神社(むつがだけじんじゃ)は宗像(むなかた)三女神降臨の神話を持つ六ヶ岳の山麓にあります。春は六嶽神社、秋は十六神社で奉納されます。
古月横穴(ふるつきよこあな)
大正15(1926)年に発見された横穴は、現在までに40基が確認されています。古墳時代後期の6世紀後半から7世紀に使われたこれらの墓群は、丘陵の斜面に洞くつ状に造られています。
鞍手町の特産・名物
巨峰
福岡県内でも有数の巨峰の産地として知られる鞍手町では、いたるところでぶどう畑を見ることができます。戦後まもなく巨峰の栽培が導入された西日本一古い産地であり、以来ずっと南側傾斜を利用した「深耕栽培」の技術が磨かれてきました。濃厚で芳醇な甘さを持つ巨峰は、その質の高さから広く脚光を浴びています。
いちじく
トロリとした柔かい果肉と、芳醇な甘さが魅力の「とよみつひめ」が多く栽培されています。
たまご
親鳥のエサや飼育環境にこだわった「味宝卵(みほうらん)」は、濃厚でぷっくりした黄身が美味しいたまごです。
いちご
実が大きく、鮮やかな赤色が美しい「あまおう」がたくさん採れます。果汁の糖度が高いのが特徴です。