上毛町特集
[福岡県]
福岡県の最東端に位置し、西は豊前市、北は吉富町、東から南は大分県中津市に、それぞれ接しており、東西を山国川、佐井川に挟まれ、山間部に向かい三角形に広がった形状をしています。また、山間部を除いて起伏は少なく、概ねなだらかな田園地帯です。総面積は62.44平方キロメートルです。
地理的に福岡県、大分県の県境に位置しているため、生活面においては、中津市を中心とする生活圏を共有しています。
気候は穏やかな瀬戸内海型に属し、九州で最も雨の少ない地域のひとつとなっています。
地目別には森林が約62パーセント、耕地が約17パーセントと、田園と林野を主体に、緑が多く残された土地利用形態となっています。
上毛町のいいトコ!!
上毛町で憩い・楽しむ
岩屋の滝
大字東上の岩屋地区にあり、水中に住み雨を呼ぶ魔力を持つと信じられている龍王を祀った滝です。旱魃の際には蛇淵参りといって雨乞いが行われていました。夏は涼を求め、周りの自然は桜、新緑、紅葉など四季を通じて様々な変化を楽しませてくれます。
牛頭天王公園
八坂神社と並び、大分県との県境山国川に接した公園。大分県中津市街地を一望できるなだらかな丘の上に地域住民の憩いの場として、親しまれています。
公園内には、「芝生広場」や、たくさんの遊具で子ども達に人気の「子供広場」があるほか、遊歩道も整備されており、山国川の河川敷まで降りられるようになっています。
大池公園
東九州自動車道の上毛パーキングエリア・スマートインターチェンジに隣接した、自然豊かな公園です。大池を周回できる遊歩道が整備され、アスレチック広場や芝生広場などがあります。
上毛町の名所・文化
覚円寺 木造薬師如来坐像
天台宗系の修験道場であった英彦山六峰の一つ、松尾山医王寺の本尊でした。明治政府の神仏分離政策に伴う廃仏毀釈運動などの影響もあり、本尊であった薬師如来は、山から下ろされ覚円寺に納められました。慶長七(1602)年十月十八日開眼供養の墨書銘があります。
成恒神楽講
明治中期に成恒神楽組が結成され、昭和10年頃まで活動。その後、舞手不足により約45年の中断期間がありましたが、昭和55年に地元の若者たちが成恒神楽保存会をつくり、復活しました。吉富神社などの各神社へ神楽を奉納しており、力強い舞が特徴です。
大ノ瀬官衙遺跡
大字大ノ瀬に所在する奈良時代の豊前国上毛郡衙政庁跡(こうげぐんがせいちょうあと)です。内郭は四面庇付建物を正殿(しょうでん)とし、その東に桁行の長い南北棟建物を脇殿(わきでん)として配するL字型の配置です。また、柵列(さくれつ)によりこれらの建物を囲み、正殿正面には四脚門(しきゃくもん)がありました。そしてさらにもう一重外側に、一辺150メートルを測る外郭を形成する柵列跡等も見つかっています。遺構の保存状態もよく、律令期の地方官衙の一形態を示す貴重な遺跡です。
上毛町の特産・名物
ゆず
料理にほんの少し加えるだけで、何とも言えない豊かな香りが広がるゆず。特産品ゆずを使った商品もたくさん販売されていて、どれも大変好評です。
柿
甘柿の代表"富有柿"や、この地域しか採れない"川底柿"など色んな柿があります。
米
上毛町の自然の中で、生産者の方々が心を込めて作ったお米です。 安全安心そして美味。店頭には、様々な品種のお米が並びます。