粕屋町特集
[福岡県]
粕屋町は、福岡市に隣接しながらも、田園が多く残り、都市近郊型の農業が盛んで、JRや高速道路などの交通利便性が高く、都市と自然の調和がとれた便利で快適な町として、全国的に人口が減少している中、人口増加が見込まれている『元気な若い町』であります。
そんな『粕屋町』ですが、昭和32年の大川村と仲原村の合併による誕生から、満60歳を迎えました。
私は、これまで先人たちが築いてこられたまちづくりを礎として、誰もが安心して暮らしを営めるような町を、町民・地域・企業・行政がそれぞれの役割を担いながら一体となって、協働でつくっていきたいと考えております。そのためにも、町民の方一人ひとりが『我がまち粕屋』に愛着と誇りを持ち、粕屋町で暮らすことに幸せを感じられ、誰もが希望を持っていきいきと暮らしていけるような「まちづくり」「ひとづくり」「しごとづくり」に取り組んで参ります。
粕屋町のいいトコ!!
粕屋町で憩い・楽しむ
駕与丁公園の桜
公園内の遊歩道を中心に、約700本の桜があります。春の開花時期は、多くの花見の方でにぎわいます。
バラ園
1,300平方メートルの園内に180種、約2,400株のバラが芳香を漂わせ、皆さまのお越しをお待ちしております。春と秋の開花時期には、町内を始め多くの方が来園されます。入場無料。
粕屋町総合体育館(かすやドーム)
メインアリーナ、サブアリーナ、全天候型プールアリーナ、トレーニング室、軽体操室、武道場、弓道場、相撲場などがあります。お子さまから高齢の方まで、みなさんがスポーツに親しみリフレッシュできる空間です。
粕屋町の名所・文化
平塚古墳(大隈石棺)
昭和26年5月に九州大学の森 貞次郎博士によって調査された遺跡で、上大隈区に所在しています。径17~18メートルの墳丘に、約2.5メートルのふた石を用いた巨大な箱式石棺が埋められていました。棺の中からは、中国製内行花文鏡片(ないこうかもんきょうへん)や管玉(くだたま)などが出土し、弥生時代終末期の権力者の墓と推定されています。
阿弥陀三尊梵字板碑
戸原区の伊賀薬師堂境内にあり、塔の全長186センチメートル・幅約90センチメートルを測り、表面には丸囲いした中に梵字で「阿弥陀如来」・「勢至菩薩」・「観世音菩薩」の三尊を刻んでいます。土にうずもれた部分に年号が確認され、元亨3年(1323年)に建立されたものであることが判明しました。町内で確認されている石塔類で最も古いものです。
阿恵遺跡
九州大学農学部附属原町農場で、飛鳥時代から奈良時代にかけて糟屋郡を治めていた古代役所が発見されました。役所の中心的な施設である「政庁」の建物跡と、税として納められた米を保管する倉である「正倉」の建物跡が明らかになっています。道路の痕跡も見つかり、古代道路の交差点に立地していたことも分かってきました。また、京都妙心寺に伝わる梵鐘(国宝:698年製作)に記された文字から、「糟屋評造舂米連廣國(かすやのこおりのみやつこつきしねのむらじひろくに)」が、その当時の糟屋郡を治めていたことが知られています。阿恵遺跡は、まさにその人物が政務を行っていた場所といえるのです。
粕屋町の特産・名物
JA粕屋なのみの里
粕屋町のとれたてを購入できる直売所
減農薬でできた野菜をはじめ、植物飼料で育てた鶏肉。自慢の手作り味噌、柚こしょう、らっきょう漬け、春ウコン、きな粉などの手作り品の加工品も取り揃え、みなさまに安全安心をお届けします。
所在地 | JA粕屋中部プラザとなり 糟屋郡粕屋町大隈1229 |
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電話番号 | 092-938-2581 |
営業時間 | 9:00〜17:00/年中無休 (年末年始、お盆休みを除きます) |
販売物 | 野菜・漬物・味噌・米・塩干物・花など |