苅田町特集
[福岡県]
苅田町は、北九州市と行橋市の間に位置する人口約3万7千人、面積49.58平方キロメートルの町です。東は周防灘に面して、国際貿易港・苅田港と広大な臨海工業地帯が広がっています。また苅田港沖には北九州空港があり、苅田港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジと併せ、陸・海・空の交通結節拠点となっています。
苅田町のいいトコ!!
苅田町で憩い・楽しむ
広谷湿原
北九州国定公園内の湿原。世界的にも珍しいカルスト台地の湿原で、モウセンゴケ、サギソウ、トキソウ、ツリフネソウ、ノハナショウブなど、絶滅危惧種を含む希少な植物が自生しています。
湿原の東側には鬼の唐手岩と呼ばれる奇岩があります。
等覚寺の棚田
標高300メートルに位置する同地区は修験道の伝統を持つ山伏の里です。山伏が1,000年前より開墾した等覚寺は、夏場でも冷涼な地域です。等覚寺の棚田は、平成4年に「農村景観百選」に認定され棚田の枚数が多いのが特徴です。
苅田町の名所・文化
内尾薬師如来坐像
内尾薬師如来坐像は、像高が約3メートルもある「丈六仏」といわれる巨大な坐像。天台宗宝蔵院相圓寺の本尊で、寺内の鍾乳洞に安置されています。
平清経塚
馬場にある五輪塔を中心とした石塔群。伝承により平清経塚とよばれています。中心部の3基の五輪塔の他に多数の石塔が集められており、中世墓地としての価値が高い史跡です。
石塚山古墳
石塚山古墳は古墳時代前期の前方後円墳として著名です。
松山城跡
松山城跡は、かつて豊前を代表する要害と呼ばれた中世の山城。戦国時代には大友氏と毛利氏の激しい攻防がありました。
青龍窟(せいりゅうくつ)
国指定天然記念物の青龍窟は全長1785メートル以上、高低差65メートルの鍾乳洞で、支洞からはナウマンゾウやオオツノジカなどの化石が発見されています。
苅田町の特産・名物
松会漬(まつえづけ)・みそ
等覚寺集落には修験道の流れを汲む漬け物、みそ造りの技術が伝えられています。手間を惜しまないこだわりの味です。
一粒かき
殻付きのまま販売されることから名づけました。
豊富な餌料に恵まれ、一年を待たずにたっぷりの身入りと味に仕上がります。