福津市特集
[福岡県]
福津市は、福岡県の北部で福岡市と北九州市の中間に位置し、北東側は宗像市、南東側は宮若市、南側は古賀市に隣接しており、西側は玄界灘に面しています。
また、東部を山、西部を海に囲まれ、特に海岸一帯と宮地嶽神社周辺の山林は、昭和31年に玄海国定公園に指定され、風光明媚な自然景観を形成しています。
一方、交通網は、東西にJR鹿児島本線、国道3号が延び、海岸線と併行して国道495号が走っています。
さらに、近くには九州自動車道若宮インター、古賀インターもあります。
このため、福津市は宮地嶽神社や津屋崎・福間海岸などを中心とした観光レクリエーションの場として、また、福岡・北九州両政令市への通勤・通学の利便性を背景とした住宅地域として、さらには、新鮮な食料品の生産供給地域としての広域的な役割をもっています。
福津市のいいトコ!!
福津市で憩い・楽しむ
福間海岸
ボードセーリングのメッカとして有名で、全国大会が開催されるほどです。浜辺にはサーフショップやおしゃれなカフェなどが並んでいて、多国籍なムードを持っています。
大峰山
福津市の西の端、渡半島にあります。山全体が玄海国定公園に指定されていて、今となっては貴重な原生林や自然歩道、キャンプ場など手軽に自然を満喫できます。天気のよい日は遠く沖ノ島を望むことができます。
所在地 | 福津市渡1232-1 |
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みずがめの郷
市の東部にある久末ダムと周辺に整備された運動公園です。春にはダム湖周辺に植えられた桜が満開となり、花見の客で賑わいます。ダム湖越しに許斐(このみ)山を望むことができ、眺望も良好です。
所在地 | 福津市久末(ひさすえ)86-6 |
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電話番号 | 0940-43-8850 |
福津市の名所・文化
新原(しんばる)・奴山(ぬやま)古墳群
福津市北部の勝浦・奴山に所在する新原・奴山古墳群。平成29年7月9日、ポーランドで開催された世界遺産委員会において世界文化遺産に登録されました。
宮地嶽神社
商売の神様として信仰を集め、年間300万人以上の参拝客が訪れます。まっすぐに海(宮地浜)に延びている参道を照らす夕陽の光景がCMで紹介され人気スポットとなっています。拝殿に圧倒的な存在感を示す大しめ縄は、長さ11メートル、重さ約3トンで日本一です。毎年12月に奉製されていて、数百人の氏子による架け替え作業は迫力満点です。
所在地 | 福津市宮司元町7-1 |
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津屋崎千軒(つやざきせんげん)
津屋崎は、江戸から明治期頃まで行われていた塩田の積出港として大いに栄え、その賑わいぶりは、家が千軒もひしめくようで、津屋崎千軒と呼ばれました。残念ながら、江戸時代からの度重なる大火で、まちが何度も消失しましたが、現在も昔ながらの面影を残しています。この界隈には老舗の商店もあります。創業140年の酒蔵、薬局、うに店などがあり、いずれも歴史ある建物が現役で活躍しています。また、創業240年以上の津屋崎人形の工房もこの近くにあります。
福津市の特産・名物
カリフラワー
津屋崎・勝浦地区で50年以上前から栽培され、昭和52年には特定対象産地指定を受けています。生産量は県下有数で、生産量の9割近くが関東に出荷されています。
蔵の鯛茶漬け
獲れた鯛をその日のうちに特製タレに漬け、冷凍加工しており、手軽に美味しい鯛茶漬けをご自宅で、また新しい福岡のお土産としても喜ばれています。
津屋崎人形(筑前津屋崎人形巧房)
津屋崎人形の魅力はなんといってもその愛らしいまでの素朴さ。鮮やかな原色と柔らかい形で、見る人にも思わず笑顔がこぼれます。高度な技術を要するため、人形はベテランの職人の手で一つひとつ丁寧に製作されています。