福智町特集
[福岡県]
平成18年3月、赤池町・金田町・方城町がひとつになり、3町の共通のシンボルである「福智山」への愛着から、新しい町「福智町」が誕生しました。福智町は、福岡県東北部に位置し、北は北九州市、直方市、東は香春町、南は田川市、糸田町、西は、飯塚市に接しています。総面積は42.04平方キロメートルで、福岡県の0.8パーセントを占めています。福岡・北九州市の両政令指定都市の中心からそれぞれ約45キロメートル、約35キロメートルの距離にあります。また、周辺を丘陵地、山地に囲まれた盆地で、中央部を彦山川、中元寺川が貫流しており、緑豊かな自然環境に恵まれています。
福智町のいいトコ!!
福智町で憩い・楽しむ
迎接の藤
弁城の定禅寺境内にある樹齢500年以上の見事な藤。幹周囲約4メートルの一本の樹が庭園を覆っています。毎年ゴールデンウィークの頃には紫の花が咲き誇ります。
所在地 | 弁城3624番地 |
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福智山
標高901メートル、町名の由来にもなった郷土を象徴する名山です。バリエーション豊富な登山コースが整備されていて、初心者から上級者まで、何度登っても楽しめます。山頂は360度見渡す限りの大パノラマ。遠くは英彦山や脊振の山影が見え、東には周防灘、西には玄界灘を見渡すことができます。
白糸の滝
北九州国定公園内の上野峡にある落差25メートルの滝です。水しぶきを上げて一気に落ちる景色は見飽きることがありません。夏には涼を求めて多くの人が訪れます。
福智町の名所・文化
上野焼
豊前小倉藩主・細川忠興公が李朝陶工の尊楷を招き、1602年に福智山麓で開窯した国焼茶陶。多種多様な色と肌が特徴で、格式ある茶陶ですが、日用品も数多く作られています。
興国寺
足利尊氏が国家安泰のために指定した安国寺第一位の寺です。足利尊氏が身をひそめたといわれる「隠れ穴」や、枝を切り落とし、土中にさかさまにさして戦運を占ったという「墨染桜」、「馬蹄石」などが伝えられています。
所在地 | 上野1892番地 |
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九州マクセル赤煉瓦記念館
1904年頃に建設されたと考えられる、三菱方城炭鉱の坑務工作室。当時は欧米の炭坑をモデルにしたモダンなもので、とても評判になったようです。現在、建物内部をマクセル株式会社が活用し、蔦に覆われた外観から、季節の風情も楽しめます。
所在地 | 伊方4680番地 |
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福智町の特産・名物
赤池梨
明治時代からの歴史を重ねる山肌栽培による高品質な「赤池梨」。サクッとした歯ざわりと口に広がる果汁と甘さが自慢の逸品です。
あまおういちご
いちごの全国ブランドの中でも圧倒的な評価を誇る「博多あまおう」。みずみずしい果汁と上品な甘み、芳醇な香りが特徴です。
とよみつひめいちじく
従来のいちじくにはない肉厚で白い果肉のなめらかな食感が人気の「とよみつひめ」。福岡ブランドで、高糖度の甘熟フルーツです。