筑紫野市特集
[福岡県]
福岡県の中央部、やや西よりに位置する筑紫野市。東西15.6キロメートル、南北14.1キロメートルに広がる市形は、チョウが羽を広げた姿に似ています。西が背振山系、東が三郡山系の一部をそれぞれ形成。平地は市域中央部に広がっています。中央部には平坦地ながらも分水嶺を抱え、御笠川・那珂川水系は北流し博多湾へ、宝満川水系は南流し有明海へそれぞれ注いでいます。
筑紫野市のいいトコ!!
筑紫野市で憩い・楽しむ
天拝山
登山道は、整備されて登りやすい自然歩道と、少々険しい天神さまの径(こみち)の二つがあります。山頂からは市内が一望でき素晴らしい眺めが楽しめます。
筑紫野市総合公園
天拝山のふもとにある小高い丘の上の公園で、帆船をかたどった遊具「天拝の船」がシンボルです。広大な公園から見下ろす天拝湖は絶景です。
山神ダム
満々と水をたたえるダム湖。展望台からの眺めは壮観、ドライブコースとしても最適です。
筑紫野市の名所・文化
山家宝満宮(やまえほうまんぐう)
山家宿の北の小高い丘にある山家宝満宮は、玉依姫、神功皇后、応神天皇を祭神とする神社です。永正18(1521)年4月に山家庄を治めていた砥綿氏によって建てられたとされています。現在の拝殿は弘化2(1845)年に再建されたものです。毎年10月17日には山家岩戸神楽が奉納されています。
山家宿西構口(やまえしゅくにしかまえぐち)並びに土塀(どべい)
構口(かまえぐち)とは、宿場の出入口に設けられた門塀のことです。宿場が廃止されたあと筑前六宿内に残っているのは、山家と木屋瀬だけです。特に、山家の西構口は道の両側とも石垣の上に土塀、瓦をふいた昔のままの姿を伝えており貴重です。
筑紫神社
奈良時代以前までさかのぼる、「筑紫」の国号の由来とされる歴史のある神社です。
筑紫野市の特産・名物
博多和牛
博多和牛とは、福岡県内の登録された農家だけが生産する福岡県産銘柄牛です。県内産の稲わらを主食に、良質な飼料で大切に育てられ、やわらかくてジューシーなおいしさが評判です。平成29年に行われた、和牛日本一を決める5年に一度の大会「和牛オリンピック(全国和牛能力共進会)」では、福岡県の代表として、市内の農家が育てた牛が肉質等級最高ランクの5等級で1等賞を受賞しました。
ブロッコリー
市内で生産される野菜の中でも、特に広範囲で生産されている作物の一つに、ブロッコリーがあります。ブロッコリーは、ビタミンCを多く含む、とても栄養価の高い野菜です。風邪などの予防や肌を丈夫にする働きがあります。
筑紫野市産ブロッコリーは、10月~6月の期間内に、市内の農産物直売所などで購入できます。
いちご
市内の直売所などでは、全国でも高い人気を誇る「あまおう」をはじめ、市内のいちご農家が作った複数の品種が販売されています。
また、筑紫野市には、九州でも有数の規模を誇るいちごの観光農園があり、国内外問わず大勢の観光客が訪れています。