筑紫野市特集
[福岡県]
筑紫野市の由来となる「筑紫(つくし)」は、古事記の国生み神話の中に、「筑紫(筑紫島)、身ひとつにして面四つ(筑紫国、豊国、肥国、熊曾国)」とあります。このことから「筑紫(つくし)」は古代九州の総称であることがうかがわれます。現在、筑紫野市の中心地、二日市からは、ぐるっと360度、見てよし、食べてよし、遊んでよし、休んでよしのさまざまな楽しみが広がっています。
筑紫野市のいいトコ!!
筑紫野市で憩い・楽しむ
筑紫野市総合公園
天拝山のふもとにある小高い丘の上の公園で、帆船をかたどった遊具「天拝の船」がシンボルです。広大な公園から見下ろす天拝湖は絶景です。
天拝公園(天拝山歴史自然公園)
水上ステージやモニュメントなどがあります。つつじ、花菖蒲、あじさい、しゃくなげなど季節ごとの花々が楽しめるほか、春には藤まつり、秋には観月会が開催されます。
上原田公園
園内には、多目的グラウンド・大型複合遊具や健康遊具・周回園路・休憩施設やトイレなどが整備され、幅広い世代の人がを楽しめます。
筑紫野市の名所・文化
山家宝満宮(やまえほうまんぐう)
山家宿の北の小高い丘にある山家宝満宮は、玉依姫、神功皇后、応神天皇を祭神とする神社です。永正18(1521)年4月に山家庄を治めていた砥綿氏によって建てられたとされています。現在の拝殿は弘化2(1845)年に再建されたものです。毎年10月17日には山家岩戸神楽(やまえいわとかぐら)が奉納されています。
阿志岐山城跡(あしきさんじょうあと)
平成11(1999)年に宮地岳(標高339メートル)の北西山腹で発見された古代山城です。2段に組んだ石の上に土を積み上げた土塁を尾根に沿って巡らし、谷には石塁(せきるい)・水門を築いています。確認された土塁の総延長は約1.3キロメートルです。
武蔵寺(ぶぞうじ)
『今昔物語集』や『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』にも見える著名な古代寺院。境内裏山では11基の経塚が確認されており、その中には大治(だいじ)元(1126)年銘の経筒が含まれていることから、平安時代後期に栄華を誇った寺院であったことがわかります。同寺に伝わる五幅の縁起絵には、創建者とされる藤原虎麿(ふじわらのとらまろ)にまつわる一連の伝説が表されています。境内には数多くの市指定文化財があります。
筑紫野市の特産・名物
しょうが
市内山口は生姜(しょうが)の名産地です。薬味や調味料として活躍し、学校給食にも提供されています。
いちご
筑紫野市には、九州でも有数の規模を誇るいちごの観光農園があり、国内外問わず大勢の観光客が訪れています。
博多和牛
博多和牛とは、福岡県内の登録された農家だけが生産する福岡県産銘柄牛です。やわらかくてジューシーなおいしさが評判です。