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ホントに日本には沢山、良い所があって飽きません。 それらの観光ポイントを 有名、穴場、問わず紹介します。
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菅公の径(こみち)
(提供:筑紫野市商工観光課、
筑紫野市観光協会、文化観光情報ひろば)
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東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
この有名は歌は菅原道真が天皇廃立のかどで太宰府に流される際、邸の前栽の梅の木を見ながら詠んだ歌である。道真が反逆罪の濡れ義務を着せられ、太宰権帥(大宰府の仮の長官)として左遷されたのは延喜元年(901年)、平安時代のこと。もともと都びとで洗練された文化人だった道真が突然、未知の土地に放り出されたときの心境は察するに余りあるが、そこで無実を訴えるために向かった先が武蔵寺であり、天拝山だった。
道真は身の潔白を自分に言い聞かせるように滝に打たれる。武蔵寺そばの御自作天満宮の横を“紫藤の滝”と呼ばれる小さな滝が流れており、道真はこの滝で身を洗い清め禊を行ったという伝説が残っている。滝の横にはその時、身に付けていた衣をかけたといわれる“衣掛石”がある。
この紫藤の滝のすぐ横から「九州遊歩道」が始まっており、山道を彩る色とりどりの草花を眺めながら山頂までトレッキングが楽しめる。植物ばかりではない。春はウグイス、オオルリ、キビ縻、秋にはリリビタキ、ミヤマホオジロなどの珍しい鳥類も姿を見せる。山麓にある天拝山歴史自然公園では、サクラ、ツツジ、花ショウブなど、四季折々の花が咲き乱れ圧巻である。ちなみに御自作天満宮とは、道真が自分の像を刻み、納めたというところから名付けられた由緒ある古社である。
道真が滝に打たれた後、登り始めた山が他ならぬ天拝山。天を仰ぎ、天の神に祈っている姿は13世紀の「北野天神縁起絵巻」が伝えている。身の潔白を訴え、百余日間、滝に打たれ、七日七夜、岩の上に爪立ちになって祈り続け、ついに「天満大自在天」と書かれた尊号を天から受け取り、やっと祈願が成就されたといわれている。かつて道真が登った道は整備され「菅公の径」と名付けられ、途中、道しるべとして11ヵ所に道真が詠んだ和歌の歌碑が立てられた。山頂には祠があり、近くには道真の足型を伝える「おつま立ちの岩」(天拝岩)がある。標高285m、全長1025m。20分ほどで頂上に到着するが、頂上の天拝山展望台からは筑紫野市はもちろんのこと、博多湾、能古島なども一望できる。
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