高浜町特集
[福井県]
高浜町は福井県の最西端に位置し、南東はおおい町、西は京都府と境しており、南西の飯盛山脈を背にして北は日本海若狭湾国定公園に面しています。リアス式海岸の特徴を示す内浦地区には原子力発電所があり、一方、和田地区から高浜地区を経て青郷地区に至る8キロメートルの海岸線は白い砂浜と松林など変化に富んでおり、夏は関西・中京方面からの海水浴客でにぎわいます。
高浜町のいいトコ!!
高浜町で憩い・楽しむ
内浦湾の風景
リアス式海岸の複雑な入り江が美しい景色を作っており、場所により様々な表情をみせてくれます。
※青葉山西峰山頂より
青葉山
別名「若狭富士」と呼ばれる標高693メートルの美しい山で、高浜町のシンボルです。青葉山に沈む夕日は「日本の夕陽百選」にも選ばれています。山頂からは内浦湾などの絶景を楽しめ、登山客にも人気です。
脇坂うみぞら公園
青葉山の麓にある公園で、海を一望することができます。芝生広場もあり散歩やピクニックなどを楽しむことができます。健康増進と憩いのスペースがあります。
城山公園・明鏡洞
高浜城跡でもある城山公園の「明鏡洞」は、名勝「高浜八穴」の奇勝のひとつです。また、城山城址から望む夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれ、遊歩道からは景色が楽しめます。
五色山公園
広大な敷地内に7000本ものサクラや500本のボタン、ツツジなど季節ごとに色鮮やかな花々が楽しめる公園です。
高浜町の名所・文化
青葉山中山寺
真言宗御室(おむろ)派の寺院。ご本尊は重要文化財 馬頭観音坐像(鎌倉時代、開帳日以外は拝観不可)。中山寺は、奈良時代に白山(はくさん)を開いた泰澄(たいちょう)大師によって創建されたと言われており、境内には鎮守として白山神社が鎮座します。馬頭観音坐像を含み、重要文化財3件、県指定文化財2件、町指定文化財4件を有します。
本光山馬居寺(まごじ)
真言宗高野山派の寺院。ご本尊は重要文化財 馬頭観音坐像(平安時代、開帳日以外は拝観不可)。馬居寺は、聖徳太子によって開創されたと言われており、馬居山西光寺と称して勅願所に定められていました。馬頭観音坐像を含み、重要文化財1件、町指定文化財2件を有します。
日引の棚田
内浦湾に面した狭い斜面に階段状に百数十枚の小さな水田が広がっています。春は水がはられ光る水田、夏は青々と茂った稲、秋は黄金色の稲穂、冬は白い雪をまといます。この日本の原風景ともいえる風景は平成11年農林水産省が選定する「日本の棚田百選」に認定されています。
高浜八穴(やな)
高浜町事代の城山周辺にあり、海水の海蝕作用により8か所の洞穴が出来たものです。八穴は「矢穴」とも書き、戦国時代の武将が矢を隠したので矢穴と言われるようになったという伝説もあります。室町幕府三代将軍足利義満が八穴を観るために高浜に立ち寄ったと伝えられています。平成21年、町の名勝に指定されました。