伊方町特集
[愛媛県]
四国の最西端、佐田岬半島に位置する伊方町。南の宇和海側はなだらかな白砂の連なる海岸、北の瀬戸内海側はリアス式海岸を形成しており、美しい自然の中に人々の暮らしが息づいています。年間平均気温16度の温暖な海洋性気候に恵まれた郷土。
伊方町のいいトコ!!
伊方町で憩い・楽しむ
亀ヶ池温泉
大ガニが棲むという伝説が残る県内最大の潟湖。この湖の周辺には、泉質がナトリウム-塩化物温泉の亀ヶ池温泉があり、多くの方が利用しています。ゆったり気分の温泉を楽しみ、館内のレストランでは新鮮な海の幸を味わうことができます。平成27年4月には、簡易宿泊施設もオープンしました。
ムーンビーチ海水浴場
平成元年度から8年度までの8年間をかけて整備した延長307メートルの人工砂浜で、湾曲した突堤と潮の満ち引きによる砂浜の形が、月の満ち欠けを思わせます。夏場にはキャンプ場も開設されます。
レッドウィングパーク
佐田岬半島特有の急傾斜地を利用した公園で、子どもから大人まで憩の場として楽しめ、急傾斜を利用したスリル満点の冒険の丘広場と、国際交流の姉妹都市提携を記念して整備したレッドウィング広場があります。
伊方町の名所・文化
ナギ
中浦の法通寺境内のナギ(マキ科)は推定樹齢700年を数える全国有数の巨木で県の天然記念物に指定されています。
須賀の森
三机湾に突出している須賀の森は、長い年月をかけ、潮の流れで自然に土砂が堆積され、くちばし型の陸地となった砂嘴(さし)です。ウバメガシやハマボウ、ビャクシン、シャリンバイなど貴重な植物が生い茂っています。
子持勾玉
三崎・中村遺跡から出土した古墳時代中期(5世紀)の勾玉。南予地域では現在唯一の出土例で、装身具というよりは祭祀用と考えられています。
伊方町の特産・名物
じゃこカツ
エソやハランボなどの魚のすり身に野菜を加え、パン粉をつけて油で揚げたソウルフードです。
海鮮活しゃぶ
旬のアジやサバ、タイ、ハマチ、伊勢エビなど、刺身でもおいしく食べられる新鮮な地魚をしゃぶしゃぶにしたご当地グルメ。魚の骨とアラを焼いて取ったダシや柑橘を使ったつけダレなど細部にもこだわっており、町内の民宿や旅館、料理店で提供されています。
しらす丼
宇和海では、しらすの原料となるカタクチイワシなどの稚魚が大量に水揚げされており、新鮮なしらすが食べられます。また、ちりめんなどの加工品は土産物としても喜ばれています。