鴨川市特集
[千葉県]
鴨川市は、千葉県の房総半島南東部、太平洋側に面し、北部から東部に連なる清澄山系と、市の中央部を横断する嶺岡山系との間に、米どころとして知られる長狭平野が開け、その平野が太平洋に面した地域に市街地が形成されています。
温暖な気候と豊かな自然環境、新鮮で豊富な食材に代表される貴重な自然資源はもとより、全国レベルの集客力を持つ観光・宿泊施設、充実した医療・福祉・スポーツ環境や特色ある保育・教育環境など、まちづくりの基盤となる地域資源を多数有しています。
鴨川市のいいトコ!!
鴨川市で憩い・楽しむ
城崎(しろさき)海岸
海水の透明度は南房総一ともいわれ、白く美しい砂浜が続いています。
魚見塚(うおみづ か)展望台
前原・横渚海岸や鴨川松島、仁右衛門島など三方に開かれた展望台で、どこまでも続く大海原や鴨川の街並みが一望できます。
大山千枚田(おおやませんまいだ)
農林水産省から「日本の棚田百選」と「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」に選定されています。稲が全体的に成長し始め、オールグリーンとなる6月~7月が人気。黄金色に輝く稲刈りの初秋にも美しい情景が広がります。
四方木(よもぎ) 不動滝
清澄を越えて県道から山道に入り、奥深い竹と杉の林の中にあり、まさに秘境といった景色です。その中にある不動滝は高さ10メートル、幅8メートルで、水量の多いときには二つに分かれ右が雄滝、左が雌滝と呼ばれています。上流は深い渓谷となり、初夏の新緑と初冬の紅葉の頃は、美しい瀑布と共に情緒あふれる景色が楽しめます。
奇勝 大弁天・小弁天(おおべんてんこべんてん)
日蓮聖人生誕にまつわる「三奇瑞(さんきずい)」の中に、家の庭先から突然、清水が沸き、庭前の浜辺には蓮華の花が咲きほこり、さらに海面に大鯛・小鯛が無数に群れ集まったとあり、この不思議な話を裏付けるかのように鯛の浦に浮かぶ小島「大弁天・小弁天」一帯の入江を別名「蓮華ヶ淵」と呼びます。この海岸の砂はとりわけ輝きが美しく俗に「五色砂」と言われています。
鴨川市の名所・文化
誕生寺(たんじょうじ)
鴨川は日蓮宗の開祖、日蓮聖人の生誕地です。誕生寺は、聖人の生誕を記念して建治2年(1276)に建立された古刹です。2度の津波で水没したため現在の場所に移して再興されたと伝えられています。日蓮聖人像を安置する祖師堂や聖人の御幼像、聖人ゆかりの誕生水井戸をみることができます。祖師堂は市有形文化財に指定されています。
鏡忍寺(きょうにんじ)
日蓮聖人の小松原の法難の地に創建された名刹。日蓮聖人の一行が東条景信の一団に襲われた際に、鬼子母神が現れ、危うく難を逃れたと伝えられるマキは、市の天然記念物に指定されています。
天津神明宮(あまつしんめいぐう)
天津神明宮には、主祭神である天照皇大御神・豊受大神・八重事代主神がまつられており、「房州伊勢の宮」とも云われています。県内外からも多数の参拝客が訪れます。
仁右衛門島(にえもんじま)
治承4年(1180)、石橋山の合戦に敗れた源頼朝が安房へ逃れてきた時に、平家方の武士たちに夜襲を受けて身を潜めたと伝えられる洞窟があり、島主の先祖はかくまったお礼にこの島を与えられたという伝説があります。