南部町特集
[青森県]
青森県の南東に位置し、県下第2位の人口を有する八戸市の西部に隣接しています。町の中央を流れる馬淵川の沿岸部は帯状に平野部が広がり、地味肥沃な土壌となっています。町の南西部には標高615メートルの名久井岳を臨み、山と川、そして流域には田園風景が広がる豊かな自然に恵まれています。
南部町のいいトコ!!
南部町で憩い・楽しむ
南部町さくらんぼ狩り
青森県内一の生産量を誇る初夏の味覚「さくらんぼ」が、町内の観光さくらんぼ園でもぎ取ることができ、県内外から多くの家族連れが訪れます。高級品種として人気の佐藤錦をはじめ、甘いさくらんぼが40分間食べ放題で楽しめます。
農林漁業体験実習館チェリウス
名久井岳の雄大な景色を目の前に、充実した施設とゆとりのある空間、多彩なサービスでお迎えする体験宿泊施設です。南部町全体を見渡せる大パノラマで、心地よい野鳥のさえずりを楽しめます。
所在地 | 南部町大字上名久井字大渋民山23-141 |
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電話番号 | 0178-76-1001 |
長谷ぼたん園
名久井岳県立自然公園の中腹に位置する長谷ぼたん園は、昭和54年から町で整備に取り組み、3.3ヘクタールの園地には130種8,000本のぼたんが植栽され、東北有数の美しさを誇ります。また、平成13年に環境省「かおり風景100選」に認定され、見ごろとなる5月中旬から6月上旬には、華麗な大輪の花がゆったりと微笑み、県内外から多くの観光客が訪れます。
所在地 | 南部町大字大向字長谷3 |
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電話番号 | 0178-38-5965(南部町商工観光課) 0179-22-1845(ふるさとの森公園管理棟) |
南部町の名所・文化
南部利康霊屋
この霊屋は、寛永9年(1632)申の年に南部27代太守利直公(としなおこう)が彦八郎利康(としやす)の死を悼んで創建されたものです。江戸時代初期の豪華絢爛な桃山建築の様式が取り入れられ、華麗さは東北随一と賞されています。用材には全て最高級の木曾産の檜が使われています。当時の南部家は、領内であった鹿角郡に金山を発見し、財力も最も豊かであったことから、贅をつくして作られたことがうかがわれます。
法光寺
今から約700余年前、鎌倉執権・北条時頼公がこの地方を訪れた際、夢想軒(むそうけん)の庵主である玉峰捐城和尚(ぎょくほうえんじょうおしょう)に一晩の宿と心からのもてなしを受けたお礼に開基したと伝わる名久井岳の名刹で、糠部三十三観音の十九番目札所でもあります。
所在地 | 南部町大字法光寺字法光寺20 |
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電話番号 | 0178-76-2506 |
法光寺三重塔「承陽塔」
明治時代の傑僧・西有穆山禅師の発願を引き継いだ法光寺住職・活眼大典和尚が中心となって昭和24年に竣工しました。
木造の三重塔としては国内最大級で33メートルの高さがあります。
南部町の特産・名物
高級洋梨ゼネラル・レクラーク
とろけるような食感、上質な味わい、独特な香りが人気の高級果実。アイスクリーム、ワイン、ジュースなどの加工品も人気があります。
ぶどう
南部町は県南地方のぶどうの発祥の地といわれています。馬淵川沿いの肥よくな土壌が高品質ぶどうを産出し、ほとんどが生食用として出荷されます。
食用菊(阿房宮)
その昔、南部藩主が京都九条家から譲り受け、南部町で栽培され定着しました。ほどよい甘みと香りの良さが特徴で、みそ汁・酢の物に最適です。