深浦町特集
[青森県]
往時の深浦は、北前船の風待ち湊として栄え、大阪や京都などからの文化導入の表玄関として発展してきました。現在、78キロメートルにも及ぶ風光明媚な海岸線や世界自然遺産「白神山地」など雄大な自然の恵みを受けながら6次産業化の推進や子育て支援の充実に力を入れています。
深浦町のいいトコ!!
深浦町の名所・文化
北金ヶ沢のイチョウ
樹齢1000年以上と言われ高さ約31メートル、幹回りは約22メートルという圧巻のサイズを誇る、日本最大級のイチョウの木。幹から垂れ下がっている乳房に似た形の気根に触れると、母乳の出がよくなると言い伝えられ、「垂乳根の公孫樹」とも呼ばれる。11~12月にかけては葉が黄金に色付き、夜にはライトアップも。
所在地 | 深浦町大字北金ヶ沢字塩見形356 |
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青池
江戸時代の大地震によって沢がせき止められてできた33の湖沼のうち、崩山の中腹(大崩展望所)から12の湖沼が見えたことから、その名がついた「十二湖」。大小様々な湖沼と天然のブナ林の中でも、青インクを流し込んだような湖水で陽光と見る角度で千変万化する「青池」は、一見の価値あり。
所在地 | 深浦町大字松神字松神山国有林内 |
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深浦町の特産・名物
深浦マグロ
深浦町で水揚げされるマグロは「黒いダイヤ」と形容される最高級の本マグロ。その漁獲高は同じ青森県の大間町よりも多く、県内の本マグロ漁獲量の約半分は深浦町となっています(平成25年青森県調べ)。深浦町のマグロは他地域で水揚げされるマグロに比べ漁期が長いので、新鮮なマグロを通年味わえるのも特徴です。
ふかうら雪人参
農事組合法人舮作(へなし)興農組合が栽培する、雪の下から収穫される人参。秋に収穫できるまでに育ったものを、そのまま土の中で眠らせることで、凍らないよう身を守る生理機能が働き糖分が増します。
つるつるわかめ
白神山地のブナの森から流れ出たミネラルを豊富に含んだ天然わかめ。深浦産のわかめを用いた麺は、温めても伸びず、色落ちしないという特徴があることから様々な料理に使用でき、低カロリーで栄養豊富です。