由利本荘市特集
[秋田県]
由利本荘市は、秋田県の南西部に位置し、北は秋田市、南はにかほ市、東は大仙市、横手市、湯沢市、羽後町に接し、県都秋田市には20キロメートル~60キロメートルの圏内にあります。
南に標高2,236メートルの秀峰鳥海山、東に出羽丘陵を背し、中央を1級河川子吉川が貫流して日本海にそそぎ、鳥海山と出羽丘陵に接する山間地帯、子吉川流域地帯、日本海に面した海岸平野地帯の3地帯から構成されています。
気候は、県内では比較的温暖な地域ですが、海岸部と山間部では気候条件が異なり、特に冬季においては積雪量に差がみられます。
由利本荘市のいいトコ!!
由利本荘市で憩い・楽しむ
桑ノ木台湿原
ふるい時代の鳥海山の岩なだれが堆積してつくった標高690メートルに位置する湿原です。
檜山滝
柱上の割れ目(柱状節理)が美しい黒々とした岩肌を白水が末広がりになって落ちる優美な滝です。
ボツメキ湧水
一日900トンにもおよぶ豊富な湧水量は、八塩山周辺を南北にはしる断層に由来すると考えられています。
由利本荘市の名所・文化
土田家住宅
17世紀後半に建築されたと伝えられる、県内最古の民家です。中世の武家住宅の様式を残しつつ、座敷の前を突出させた「座敷中門」を備え、日本海側の民家に見られる中門造りの発生の歴史を考えるうえで重要な民家です。
湯出野遺跡
縄文時代後・晩期の遺跡です。103基の土こう墓が発見され、大規模な墓域であったことがわかりました。勾玉・小玉・耳飾などの副葬品や土偶などが多数見つかっています。
永泉寺山門
永泉寺は、本荘藩主六郷家の菩提寺です。その山門は、最後の藩主六郷政鑑の代に、永泉寺三六世義門達宣の発願により、3年の歳月をかけて慶応元年(1865)に完成した楼門です。
由利本荘市の特産・名物
松皮もち
鳥海を代表する味覚の松皮もち。餅の色はアカマツの皮に含まれている天然の成分(ポリフェノール)です。ひとつひとつ手作りされる、懐かしい味を是非ご賞味ください。
ハムフライ
プレスハムにパン粉を付けて揚げたもので、一般的にハムカツとも呼ばれていますが、由利本荘市内ではハムフライという名称で親しまれてきました。
子供のおやつに、食卓のおかずに、学校給食にと、地域に密着し愛されたご当地グルメが「本荘ハムフライ」です。
シャインマスカット
皮が薄く、種のない一粒を噛んだ瞬間、弾けるようなみずみずしさと芳醇な香りが特徴のシャインマスカット。糖度が高く果汁たっぷりの果物をぜひご賞味ください。