仙北市特集
[秋田県]
仙北市は、秋田県の東部中央に位置し、岩手県と隣接している地域です。
ほぼ中央に水深が日本一である田沢湖があり、東に秋田駒ヶ岳、北に八幡平、南は仙北平野へと開けています。地域の約8割(888.96平方キロメートル)が森林地帯で、奥羽山脈から流れる河川は、仙北地域の水源となっています。
気候は、冬季には全地域で平均気温が氷点下を下回る厳しい寒さですが、地域の南北間では気候、降水量とも差があります。
総面積は、1,093.56平方キロメートルで、秋田県全体の9.4パーセントを占めています。
仙北市のいいトコ!!
仙北市で憩い・楽しむ
回顧の滝
回顧の滝は、抱返り渓谷を代表する滝で遊歩道から見ることができます。何度も振り返って見たくなるほど美しい、渓谷一番の名所です。
鶴の湯温泉
乳頭温泉郷の中でも最も古く、秘湯を求めて全国から多くのファンが訪れます。国登録有形文化財に登録されている茅葺き屋根の「鶴の湯温泉本陣」は情緒満点。1.5キロメートル手前には別館山の宿もあります。
電話番号 | 46-2139 |
---|
秋田駒ヶ岳
秋田県一の標高を誇ります。男女岳や男岳・女岳等の総称で、乳頭山とともに十和田八幡平国立公園南端の名山です。素晴しい眺望と、北日本一といわれる数百種の高山植物の宝庫です。山頂からは田沢湖が一望できます。
仙北市の名所・文化
角館樺細工伝承館
旧角館町の伝統的工芸品樺細工の振興と、広域観光の拠点施設という二つの使命をもって開館しました。全国の伝統産業会館の中では3番目に作られ、角館の古い建築様式を現代にいかした建物です。
樺細工を始めとして工芸、文化、歴史資料の展示室や、樺細工製作実演、また物産展示室、喫茶室などからなっています。
所在地 | 角館町表町下丁10-1 |
---|---|
電話番号 | 0187-54-1700 |
アクセス | JR角館駅より徒歩20分 |
安藤家 安藤醸造本店
下新町の「味噌・醤油の醸造元「安藤家」」は、蔵座敷としては東北地方現存最古のものです。通りに面した蔵は、外町(商人町)の度重なる大火に学び、明治24年(1891)に建てられたものです。角館町白岩にて焼成された煉瓦を使用しており、現在蔵座敷の中を公開しています。
所在地 | 角館町下新町 |
---|---|
電話番号 | 0187-53-2008 |
御座石神社
大きな石場があり秋田藩主が座を設けたことから名がつきました。周辺にはたつこ姫にちなんだ「潟頭の霊泉」、「鏡石」などもあります。
仙北市の特産・名物
御狩場焼(おかりばやき)
江戸時代に角館を治めた佐竹北家が食したことから名付けられた、肉や季節の野菜などを山椒味噌で調理した郷土料理です。
西明寺栗(さいみょうじぐり)
西明寺栗は、佐竹候が丹波(京都)、美濃養老(岐阜)地方からの種子を導入し、300年ほど前から栽培されたのが始まりで、年貢米の代わりに上納したとも言われています。大きさも日本一と言われ、赤ちゃんの握りこぶし大ほどの大きさのものもあります。
花見だんご
4月初旬~5月初旬の期間限定。三色だんごで中に餅を入れ餡で包んだもの。三色はピンクが花を、緑が葉、茶色が茎をイメージしたもの。春が来たような、花見の賑わいを感じるだんごです。