にかほ市特集
[秋田県]
にかほ市は、仁賀保町・金浦町・象潟町の三町が合併し、平成17年10月1日に誕生しました。秋田県南西部に位置し、南に鳥海山、西に日本海を臨む、山と海に抱かれた風光明媚なまちです。南北に約23キロメートル、東西に約17キロメートルの範囲に広がり、面積は約241.13平方キロメートルとなっています。 鳥海山の山すそが海岸近くまで延び、海岸部の平野部に人口が集中しています。
にかほ市のいいトコ!!
にかほ市で憩い・楽しむ
中島台レクリエーションの森
鳥海山麓北側に位置し、ブナ原生林に囲まれた散策コースです。大自然を散策しながら天然記念物の「獅子ヶ鼻湿原」や、樹齢300年以上の異形ブナの木を見ることができます。
天然記念物 象潟(九十九島)
1689年、松尾芭蕉が「おくのほそ道」最北の目的地として象潟を訪れたことから、俳人はもちろん文人墨客のあこがれの地となりました。ところが、1804年、潟に浮かぶ島々の風景は、象潟地震で隆起し、一夜にして陸になってしまいました。現在、島々は水田のなかに点在し、水田に水が張られる春には往時の姿を偲ばせます。
道の駅象潟「ねむの丘」6階展望塔から一望できます。
所在地 | 象潟町 |
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にかほ市観光拠点センター「にかほっと」
2016年4月9日、にかほ市の道の駅象潟「ねむの丘」に隣接してオープンしました。秋田杉をふんだんに使用した木造施設で、秋田県内の観光情報はもちろん、山形県庄内地域を含めた周辺の観光スポットの最新情報を入手できます。
所在地 | 象潟町字大塩越36-1 |
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電話番号 | 0184-43-6608 |
にかほ市の名所・文化
鳥海山伝承芸能祭
国指定重要無形民俗文化財「小滝のチョウクライロ舞」や県指定無形民俗文化財の「鳥海山北麓の獅子舞番楽」、他、市内外の伝承芸能団体が一堂に会して、公演を行います。
上郷の温水路群
水温を上げ、米の収穫量を増やすため、昭和2年(1927年)日本で初めての温水路が上郷地区に完成しました。
この先人の知恵と努力の温水路は、現在も使用され、「土木学会選奨土木遺産」に認定されています。
所在地 | 象潟町上郷 |
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塩越湊周辺の船絵馬群
荒屋の戸隠神社には安永9年(1780)に奉納された「永久丸」の船絵馬があり、秋田県最古の船絵馬となっています。
にかほ市の特産・名物
ハタハタ寿司
冬の保存食として秋田県一円で食されてきたハタハタ寿司。なれ鮨の一種である飯寿司で、秋田で最も愛されてきた県魚・ハタハタを漬け込んだ郷土料理です。
ここ平沢地区におけるハタハタ寿司の歴史は古く、商品化、発売から百年ほどになります。良質な米麹を使い、じっくり時間をかけて発酵・熟成させ、ほどよい酸味と旨味でまろやかな食味が特徴です。
いちじく甘露煮(かんろに)
にかほ市界隈では、特に秋の収穫のシーズンになると昔から各家庭で盛んに作られ、当たり前のように毎日食卓に上がり愛されてきたいちじくの甘露煮。
季候や土がちょうど良く合っている大竹地区では、昔からいちじく栽培が盛んで、加工品である「甘露煮」は昭和40年代から商品として開発・販売されています。
地場産・伝統野菜 カナカブ
カナカブは古来から受け継がれた焼畑栽培により、独特の辛みと歯ごたえのある食感が特徴の伝統野菜。
主に甘酢漬けとして加工され、季節限定(10月~1月)で「焼畑・火野カナ)カブ漬」などとして販売されています。